検索窓
今日:7 hit、昨日:6 hit、合計:60,582 hit

なんで ページ26




何話そう…。





しばらく間があって




立ち尽くす2人




静まりかえった廊下



玲於「あのさ、これ、」



玲於が差し出したのは

大輝とのペアリング


私がれおに投げつけてしまった




A「あ…ごめん。ありがとう。」



玲於「あとさ…。」



A「うん…?」




玲於「ごめん。」



玲於は深々と私に謝った

いつも平謝りする玲於なのに




A「え?」


玲於は俯いて

玲於「Aの気持ち考えずに本当のこと言って、後々考えたら今言うべきじゃないって思った。」


A「いや…。」



玲於「今回、俺も協力したいって思ってやってたんだけど、結果Aを傷つけたし…今までも沢山傷つけたし…正直迷惑って思われてるって分かってるし。」



A「そんなこと、」



思ってないよって言おうとしたけどそれを玲於が遮った







玲於「だから俺Aと関わらないようにする。」





え?



なんで…


A「ちょっと待って意味わかんない!」






玲於「お前を守るため、だから。」




A「守るためにそんなことするの…?」






玲於は私の質問に答えずに


玲於「じゃあな。」



離れて行ってしまった





A「玲於!」




呼んでも振り返らなかった



その背中は何故か寂しそうだった




なんで…


こんな近くにいてくれたのに

あんなに馬鹿みたいにお互い騒いで
愚痴だって言いあえた仲だったのに


納得いくわけない



そんな風に思ってたの?


なんで守ろうとしてくれてたの?


守るために私から離れるの?



まだ聞かなくちゃいけないことが沢山あるのに



わかんないよ…。

私には→←復帰



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
167人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おれお(プロフ) - 初コメント失礼致します! いや〜切ないですね(TT) 玲於くん主人公ちゃんの側にいてあげて欲しい!!と とてももどかしいような気持ちになります!ざくろさんのお話の展開、言葉選びすごく好きです!これからも読ませていただきます!頑張ってください! (2018年1月28日 18時) (レス) id: de2ff62a05 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ざくろ | 作成日時:2018年1月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。