第54話 ページ4
Aside.
和也さんと過ごして、仲良くさせていただいて、楽しかった。こんなにも沢山の人からの好意を貰えるなんて、きっときっと私は幸せものだ。
七人からの、気持ちをしっかり受け止めたい。
でも、誰を選べばいいの…?
そんなことを悩みながら、数ヵ月がたった。私も、もうすぐ二年生。今、親友の唯と雑談している。
唯「…まえ、言っていた七人いたじゃない。」
『うん…。』
唯「はやく答えを言わないと、全員何処かいっちゃうよ？」
『分かってる…けど。』
結局、答えを出さずに長く待たせている。…どうしたら。
唯「あのさ、私は誰を選んでもいいと思うんだよね。話を聞いてる限り、皆Aのこと大切にしてくれると思うねん。」
うん、私もそう思う。
私に恋をしてもいいと、気づかせてくれた。しっかり者で好きな人には真っ直ぐな、西畑さん。
いつも相談に乗ってくれて、優しくしてくれて、私の幸せを願ってくれる流星くん。
ちょっと悪戯っ子で、少し苦手やったけど、誰よりもお姉ちゃん思いで、さりげなく服を貸してくれた長尾先輩。
最初は、おどおどしていて。運命を信じて可愛らしい一面もあったのに、私にたいして純粋に好きだと言ってくれた駿佑くん。
ナンパから守ってくれて、プラス襲われそうになったとき、一番に助けてくれた。私が知らない間から見守ってくれた、高橋さん。
死んだ彼女を忘れられずに、一途に恋をしなかった。それでも、私のことを大切にしてくれて、ちゃんと私として好きになってくれた、丈くん。
運がついてない時に、助けてくれて。ニコニコ笑顔で、優しくて。お金持ちでびっくりしたけど、毎回会うたび優しくて、紳士的な和也さん。
『うん、答えが分かったよ。』
唯「そう。じゃ、行ってきな！」
『その前に、いくところがある。そこに行ってからかな。…いつも、相談に乗ってくれてありがとう、唯。』
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よき - Yuna.Hさん» ありがとうございます！！そんな風に言ってもらえて幸せです！！コメントありがとうございました！ (2022年5月28日 23時) (
レス) @page12 id: 072635462a (このIDを非表示/違反報告)
Yuna.H(プロフ) - 大吾くんのラスト、すごくよかったです!!!キュンキュンしました…!!これからも、応援します!!頑張ってください!!! (2022年5月28日 22時) (レス) @page12 id: 239f069ea4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よき | 作成日時：2022年5月22日 0時
