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Aside.
ザキ達と別れてから、また違うお店に入った私達。
どうしよ、何から話せば…
謙杜「…辞めたねんな、【レンタル彼女】。」
『あ、はい。』
確か、やめるという連絡を社長がアプリで報告してくれていた。
『ごめんなさい、言えてなくて。』
謙杜「いや、別に。…辞めたってことはさ、好きな人が出来たん？」
唐突すぎる言葉に、今言うべきだと思ったけど、その私のことばは先輩によってかきけされた。
『あ、のわた…』
謙杜「俺じゃないんでしょ。分かってるよ。」
『えっ、いや。』
謙杜「恋愛のこと嫌いっていって勝手に仲間やと思って近付いて、それで好きになって。迷惑やんな。ごめん。」
全然私の話を聞かずに、謝ってきた長尾先輩。ちがう、迷惑なんかじゃない。
謙杜「今まで好きでもないやつを抱いてきた俺なんて、無理やんな。…無理やって思ってて、またプレイボーイとして行こうと思ってたのに、どうしても前みたいに出来んくて。」
『先輩…』
謙杜「さっきも告白されたんのに、諦めるチャンスや！って思ってたけど、どうしてもAじゃないと嫌で。…ごめん、こんなこといって。忘れて。」
そういって席をたった先輩の腕を掴んだ。
謙杜「え、A…」
『勝手に決めつけないで下さい！！…私、まだいってませんよ。誰を好きになったなんて。』
謙杜「でも、俺とちゃうし…」
『私が、す、好きなのは、長尾先輩です！！』
言った。やっと言えた。
謙杜「ほ、ほんまに？」
『そうやって、いってるじゃないですか…』
そうすると長尾先輩の顔が満開な笑顔になって。
謙杜「ょ、よっしやー！！Aに好きって言って貰えた！！両思いや！」
めちゃくちゃ騒ぐ長尾先輩。リン達よりも騒がしい。しかも、そんなことこの公共の場で言うことじゃない！！
『先輩、ここお店…』
謙杜「あ、ごめん…////」
顔を真っ赤にさせる長尾先輩。可愛い。
謙杜「いま、可愛いと思ったやろ。」
『え、まぁ…』
謙杜「ふぅん。ま、いいか。…これから可愛いなんて言わせへんからな。」
急にマジな顔する長尾先輩に、ドキッとした。それをみすいたかのようにニヤッと笑って。
謙杜「好きやで、A。」
『わ、私も。謙杜くん。』
はじめて名前で呼んだら嬉しそうに君はまた笑った。
謙杜ver, End
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よき - Yuna.Hさん» ありがとうございます！！そんな風に言ってもらえて幸せです！！コメントありがとうございました！ (2022年5月28日 23時) (
レス) @page12 id: 072635462a (このIDを非表示/違反報告)
Yuna.H(プロフ) - 大吾くんのラスト、すごくよかったです!!!キュンキュンしました…!!これからも、応援します!!頑張ってください!!! (2022年5月28日 22時) (レス) @page12 id: 239f069ea4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よき | 作成日時：2022年5月22日 0時
