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Aside.
『なんで…』
夢だと思った。幻覚だと思った。こんな都合いいことあるはずない。そう思っていても、私の目の前にいるのは。
紛れもなく、西畑さんやった。
『どうして、ここに…。』
急な出来事で頭が追い付かない。どうして。頭のなかでグルグル駆け回る。
大吾「俺の仕事場、ここの近くなんや。Aちゃんこそ、どうして？」
会いたくて仕方なかった彼は、あの日と変わらない西畑さんやった。
『友達と、ご飯を食べに…』
それで、気づいた。あれ、唯がいない。辺りを見回しても見当たらない。
ピロン♪
ふいにスマホが鳴る。急いで確認すれば、唯の文字が。
[ 私、先にお店行っとくから、話しておいで。今しかチャンスないよ。]
結局、バレていたわけだ。私が、いまだに好きなんだってこと。ほんと、敵わないなぁ。
大吾「…なんか、久しぶりやね。仕事辞めたねんな、アプリで連絡に来てたわ。」
『うん…』
6ヶ月も会っていなかったもんだから、なんて言えばいいのか分からない。はよ、好きですって言えばいいのに。叶わないって分かっても言わなきゃなんないのに。
大吾「…好きな人、出来た？仕事辞めたってことはそうやんな。ごめん。俺と今話すの、迷惑やんな…」
そういって、立ち去ろうとする大吾さんの手を思わず引き留めた。
大吾「えっ。Aちゃん…?」
『…出来ました、でも迷惑なんかないです。』
戸惑う大吾さんの瞳を見つめて、ずっと言えなかった言葉を今伝えるんだ。
『好きです。大吾さん。』
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よき - Yuna.Hさん» ありがとうございます！！そんな風に言ってもらえて幸せです！！コメントありがとうございました！ (2022年5月28日 23時) (
レス) @page12 id: 072635462a (このIDを非表示/違反報告)
Yuna.H(プロフ) - 大吾くんのラスト、すごくよかったです!!!キュンキュンしました…!!これからも、応援します!!頑張ってください!!! (2022年5月28日 22時) (レス) @page12 id: 239f069ea4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よき | 作成日時：2022年5月22日 0時
