Painful love -4-

story114 ページ29

Aside


あれから3週間後。

精神科に通いながらも、

内勤のみだけど、働けてる。









『prrr』

白「翔北救命センター。」

『開通前の地下鉄で、崩落事故発生。

負傷者多数出ているようです。』

子供もいそうだし。

白『分かりました。出動します！』

緋「現場、混乱してそうね……。」

白「まず、ヘリ担当行きます。

それから、橘先生残して順番に。」

橘「小声)白石。」

白「後、A先生も残っt」

「行きます、行かせてください。」

白・緋「え……………。」

藍沢先生が、白石先生に頷いた。

白「じゃあ、A先生も。

次のヘリで藍沢先生と緋山先生と。」

「分かりました。」

横「A、大丈夫なの？

無理しなくても……」

「無理なんかしてない。そもそも、









ヘリに乗りたくてたまらないくらい。」









《ヘリ にて》

白『参加者300人も。

現場、まだ混乱してるわ。』

緋『分かった。トリアージしといて。

私達は、重症を主に見る。』

白『分かった。』



緋「A、大丈夫？」

「いつも通りやればいいんですよね。」

藍「いつも通り、やるだけだ。」









《現場 にて》

白「3人とも下行って！

緋山先生は、妊婦の患者を。

４、５人いるらしいから。」









「翔北救命センターの小湊です！

分かりますか〜？」

意識ない。


「挿管7.5チューブください。」




それから大体見終わった。

藤川先生のところへいくと……

突然天井が揺れだした。

崩れ落ちてきた崖は

地面に落ちて

男の子を庇った藤川先生が

埋もれた。

それも足が………埋もれていた。


「藤川先生……」

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