story89 ページ2
Aside
｢もう少しだけ、待っていただけませんか。
お願いします！｣
私は、橘先生に頭を下げた。
フェロー卒業から、もうすぐ1ヶ月。
そろそろ、科を決めないと………
というか、もうその科に言ってるはずだ。
私は、ずっと決断できないまま………。
あかり、双葉、と救命のまま。
橘｢そろそろ、決めてくれ。
お前は、優秀だから、ほかの科の先生から
期待されてる。できれば早く。な？｣
｢すみません、もうすぐ決めるので！｣
と、医局を去っていった。
もう、そろそろヤバい………。
白｢緋山先生、戻ってきたと思えば、余計なことばっか！｣
緋｢こっちは、医局長で疲れてんのよ。｣
相変わらず、医局で喧嘩中。
緋山先生が、戻ったのは昨日。
緋｢ねぇ、A〜。藍沢は？いつ帰ってくるのよ。｣
｢知りませんよ。最近、電話どころかメールも減ってるんですから。｣
白｢あっ、そうだ！決めたの？｣
｢決めて………ませんね。｣
緋｢何?藍沢に、相談でもすればいいじゃないの。メールでも。｣
｢それが……余計な心配になっちゃうから。｣
『Prrrrrrr』
白｢A先生の、スマホか。｣
緋｢藍沢、なんじゃないの？｣
見ると、ほんとに藍沢先生。
｢そう……ですね。｣
『もしもし？』
藍『今、大丈夫か。』
『うん。』
藍『何科にしたんだ。』
『え？』
藍『フェロー卒業だけ知らせて、何科か何も聞いてない。』
いや〜、どうしよう。
『まっ、まぁ救命に決めた………。』
藍『来週、帰れる。』
『えっ！？ら、来週！？』
藍『悪いか。』
『い、いや！楽しみにしてる！』
もう、パニクって自分から切った。
緋｢どうだった？｣
｢ら、来週……帰国……だそうです……。｣
白｢本当！？良かったじゃん！｣
まずい……。
でも、会えるのを楽しみにしてる。
心から。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 246人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まっちゃん(プロフ) - ちゅんさん» ありがとうございます！更新頑張ります。掛け持ちなので、更新遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いします！ (2018年11月7日 6時) (
レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん - すっごくおもしろくって早く続きが読みたいです！無理ならさず頑張ってください！たのしみにしてます！あ (2018年11月7日 0時) (レス) id: 621d14d05c (このIDを非表示/違反報告)
ゆうのん - まっちゃんさん» 全然話せなくてごめんね！スマホ、大丈夫？とりあえず更新頑張って！ (2018年10月16日 21時) (レス) id: 33a38ce979 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - ゆうのんさん» ゆうのんちゃん、ありがとう！頑張るね！ (2018年9月24日 8時) (レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆうのん - もうやばすぎる！手紙とビデオメッセージは泣けた！これからも更新頑張って！ (2018年9月23日 23時) (レス) id: 33a38ce979 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まっちゃん | 作成日時：2018年9月20日 21時
