story80 ページ11
Aside
ヘリ担当は、藍沢先生、冴島さんだ。
ヘリに乗ってる間
さっきの富澤さんの言葉を思い出す。
思い出すと、私の視界はぼやけ
涙が出てきたのが分かった。
少し見えたのが
冴島さんが、藍沢先生の方を見て
藍沢先生は、首を振っているのが見えた。
この現場が終わったら
ちゃんと、伝えよう、と
強く心に誓った。
レ｢こちらです！｣
現場は、予想以上に混乱していた。
レ｢今のところ、この海を渡って、フェリーがあります。そこに、1番の重症患者がいるので、そちらにお願いします。｣
そこには、男性の腹部に5メートルほどの金属が挟まっていて、救出が出来そうになかった。
｢挿管します。｣
藍｢輸液準備。｣
冴｢はい。｣
呼びかけにも反応がなかった。
すると、横に男性が立っていた。
｢ご家族の方ですか？｣
救｢杉原 剛志さん、息子さんだそうです。運転席にいて、この男性は杉原 誠さん。49歳とおっしゃってます。｣
冴｢血圧、下がってます！｣
｢救出まで、あとどれくらいですか！？｣
すると、炎が『バンッ！』と上がった。
藍｢引火するぞ、離れろ。｣
冴島さんは、慌てて離れようとしたが、間に合いそうになかったので、私が冴島さんを、急いで引いた。
消｢カッター中止！消化剤！｣
冴｢ありがとうございます。｣
藍｢大丈夫か？｣
私は、頷いた。
藍｢レスキュー、状態は？｣
レ｢鉄筋が、ガソリンタンクを傷つけて、説だんの際の火花が引火したんだと思います。
エンジンカッターは使えないので、エアソーで切ります。｣
藍｢どれくらいかかるんですか？｣
レ｢1時間は、かかるかと………。｣
冴｢橈骨の触れ弱いです！｣
｢ルート増やしましょう。｣
しばらくすると、冴島さんが………
冴｢心配ですよね？でも、危険ですからもう少し奥で待ちましょうか。｣
さすが、冴島さん、と思った。
杉｢別に心配してません。ただ、後味悪くて。1人で、死ねって言った後だったから。｣
私達は、驚いた。
杉｢それから、船が揺れて………。｣
藍｢まずい、頸動脈が触れなくなった。｣
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まっちゃん(プロフ) - shizunoさん» ご感想ありがとうございます！とても、嬉しいです！！できるだけ、休日で更新頑張りますので、4章を楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2018年9月16日 22時) (
レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
shizuno(プロフ) - この作品大好きです！4楽しみにしてます！ (2018年9月16日 22時) (レス) id: 21f7dd5f90 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - みくさん» 忘れていました！すみません。 (2018年9月9日 12時) (レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - ´・ω・さん» すみません！忘れてました！ (2018年9月9日 12時) (レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - オリフラ外さなくていいんですか? (2018年9月9日 12時) (レス) id: 5382e69d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃん | 作成日時：2018年9月8日 22時
