年下は好きですか？ (ページ22)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:88,514 hit

黒い壁ページ22

私はマサイが来るまで待ってた

足音がしたので来たのかと思ったらそこには

高「本田…、彼氏は来ないよ」

貴「なんで…？なんで高橋くんが知ってるの？」

高「さっき彼氏にあったんだけど
　お前に合わないように他の道
　から帰ってた、しかもお前のこと
　聞いたらどうでもいいって」

え…マサイがそんなこというはずない…

なんだろう、視界がよく見えない

高「本田泣くなって…、家まで送ってやるから」

そう言って高橋くんは涙をふいてくれた

高「今日はこっちから帰ろうぜ」

そう言っていつもと違う道で帰った

家につき高橋くんに帰り際に告白をされた

高「あいつより俺のほうがお前のことよく
　理解してる、俺と付き合ってくれ」

私は考えさせてほしいと言っといた

正直今は混乱して何がなんだか自分でもよくわからない

なんでマサイは私のことを避けるようになったのか
私は何か悪いことをしたのか

トントンっ

ン「A、なんでご飯いらないんだ？」

お兄ちゃん…

ン「っ！お前かおいろわるいぞ？
　しかもどうしたんだよその目」

そう、さっき泣きじゃくったせいで目の周りは赤く晴れていた

そして私はお兄ちゃんに帰りのこと、
マサイが私のことをどうでもいいって思ってたこと、高橋くんに告白されたこと

すべてを話した

ン「それはマサイから直接聞いた
　ことなのか？」

私は横に首を降った

ン「あともう一つ、マサイのライン
　なんで返事しないんだ？」

ライン…？

貴「でもラインの通知ならなかったから
　誰からも来てない……あれ？」

ン「どうしたの？」

マサイのラインがない…

貴「帰りはあったのに！？」

あれ？なんで？え？
私消してないのに、これじゃ私また
嫌われるようなことを…

ン「A！おちつけって」

貴「うん…」

ン「とりあえず落ち着いて帰りのことを
　詳しく話して」