年下は好きですか？ (ページ14)

今日:21 hit、昨日:1 hit、合計:88,530 hit

悪化2 ページ14

画面を見るとそれはカカオというアプリだった

A今日はケージ版の見て来ました!

男年いくつー?

名前16歳です!

男会えるかな?

A明日はどうでしょうか?

男明日会おう

A私、姫野高校なのでそこの先の公園待ち合わせでどうでしょうか?

確かにこの会話を見ると私が会話しているかのように去られている

でも覚えはない

貴「私知りません！では失礼します」

そう言って立ち去ろうとしたときいきなり右手が掴まれた

貴「話してください！」

男「君が会おうって言い出したんでしょ？」

貴「本当に私じゃないです！！話してくださ
　い、それは私になりすました誰かの仕業で
　す！！」

そういいはなすが男はなかなか諦めなかった

男「君がやってなかったとしても君は俺のタイ
　プだから今日デートしてよ」

そう言って男に強引に引っ張られた

あぁ…、もうだめだ…

「おいっ、何やってんだよ」

振り返るとマサイお兄ちゃんだった

男「何だよ、お前には関係ないだろ」

マ「ある、その子俺の妹みたいなものだから」

マサイお兄ちゃんはやっぱ私のことを妹しか思ってないんだ

それでも助けてくれた、すごく嬉しかった

マサイお兄ちゃんといれるならこのままでもいいと思えてきた

俺「ちっ」

男は舌打ちをすると私の手をはなして立ち去っていった

貴「マサイお兄ちゃんありが…」

その瞬間いきなり抱きつかれた

マ「本当に焦ったんだぞ！！最近元気ないし今
　日帰りAの声が聞こえたから見てみ
　たら男に絡まれてるし何があったんだ
　よ！！」

…、これはマサイお兄ちゃんに言うべきなのか

いいや、言わないほうがいい

貴「なんでもないよ！なんか他の人と間違えて
　たみたいだしさっきの人は！」

マ「そうか…、とりあえず帰るぞ」

貴「うん…」