16話 ページ20
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辺りを見渡せば子供がうじゃうじゃいて目の前には話が長い校長が居る
どうも皆さん、私はめでたく1年生になりました！くそ長い校長の話は万国共通なのねと思いつつ退屈に椅子に座っております
早く終わらないかな疲れたな飽きたなと思いながら後ろをチラッと見るとフロイドとジェイドが居て思わず頬が緩む
そんな私に気付き二人がニコッと笑ってくれて私のやる気は上がりくそつまらない校長の話も何とかのりきった
校長の話が終われば1年間共にする皆と教室に向かい新しい担任の話が終わればようやく退屈な時間が終わり帰れる
皆は新しい子達と喋ったりして友達を作っているが私は目もくれずフロイド達の所に駆け寄った
『パパ！ジェイド！帰ろう！』
早くここから立ち去りたい…何故なら周りは敵だらけだからだ
既婚者の奥さま達がフロイドとジェイドの顔見て目をハートマークにしながらこそこそと喋っている
何なら声を掛けるか迷っている素振りをしているので声を掛けられる前に帰ってしまおう
「帰ろっか〜」
何とか敵の前から立ち去る事ができ安堵した、てかあんたら旦那居るんだからフロイドとジェイドをじろじろ見るんじゃねーよ
自分の旦那を見ろ、旦那を、かわいそうだろ普通にと思いながら私達はモストロラウンジに向かっていた
▲▽▲▽
「A、エレメンタリースクール入学おめでとうございます！」
とアズールが笑顔で私を出迎えてくれてカウンター席に案内してくれた
本当はモストロラウンジは休業日だったのだが、アズールが私のためにお店を開けてくれてのだ
私はカウンター席に座るとシェイドとフロイドがエプロンをつけキッチンに入っていった
どうやらモストロラウンジでピカピカの一年生になった私をお祝いしてくれるらしい…
フロイドとシェイドがキッチンに行ってしまいアズールと二人っきりになってしまった、中々アズールと二人っきりになるって珍しいなと思っていると
「初めてのスクールどうでした？」
『…うーん、少しきんちょうしたけど楽しかったよ！』
退屈すぎてフロイドとシェイドが居なければ絶対寝てた、それに二回目の学生生活とか本当罰ゲームでしかない
周りの子らは幼稚だから話が合わないし疲れるし、今日から幼稚の子らと学生生活送るとかおぞましすぎると、馬鹿正直にアズールには言えず当たり障りもないことを言って誤魔化した
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うさ(プロフ) - はじめまして！面白かったです，頑張ってください！ (2021年2月14日 19時) (
レス) id: b72b4d2a41 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - リクエストです！授業参観みたいなやつ書いて欲しいです！無理なら大丈夫です。 (2020年10月19日 14時) (レス) id: 268a329a34 (このIDを非表示/違反報告)
ハクグン(プロフ) - 神だ…え、ほんと好き作者さんもしかして天使だったりします？？？ (2020年9月14日 12時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
ゴォゴォリィラァ - 平気ですよ！てか、神すぎひん？目が、潰れてミジンコになりそう (2020年9月13日 21時) (レス) id: 975e79f6ba (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - いつも見させてもらってます！いい話でヤバい( '-' )あ、ちゃんと見れてますよ〜！ (2020年9月12日 12時) (レス) id: a9354f5f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白くま | 作成日時：2020年8月9日 8時
