20話 ページ25
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「また黙ってんぞコイツ今度は本当にないてんじゃねぇの？」
「泣き虫〜」
『…時間の無駄』
と言うと強気の男の子一人が何かを言い出そうとするが私が遮り
『うるさい、聞かない私の話だけ聞けばいいから…その幼稚な頭で私が言った言葉をよく考えて』
「なんだよそれ！」
言った側からなんだよそれ！ってこっちの台詞だ馬鹿
『黙って？私が言った言葉の意味がもう分からない？そんな難しい事言った？私がしゃべる、君達しゃべらないok？』
と冷たい声で言えば3人組達はビクッと肩を上げて少し震えていた、本当に幼稚すぎて疲れる
『私は早く帰ってパパに会いたいのね、君達と喋ってる暇ないのだからさようなら』
と言いながら3人組達の間を通り抜けようと歩いていたらいきなり腕を捕まれた
「何勝手にかえろうとしてんだよ！」
と強気な男の子に腕を捕まれ反射的に
『触るな』
と強気な男の子の腕を払いのけた
『…私ね、ママが居なくたって別にどうでもいいし全然気にしてないの…逆にパパを独り占め出来るし今の生活がとても満足してるのね、でそんなパパは今日仕事が休みで一緒に居れる時間が多いわけですごく楽しみなのね私…だからね、言いたいこと分かる？』
鋭い目で3人組達を見つめながら
『早く帰りたいんだよ分かれよ』
と思った以上にドスの効いた声が出てしまった
まだ何か言い返されるかと思いながらじっと見つめてると3人組達は私の顔を見るやいなや青ざめ逃げて行った
いきなり逃げだすものだから何事と思いつつふと窓に視線を向けると私の顔が映し出されていた
『うわっ…』
何このゲス顔…誰だよと思いつつお前だよと自分でツッコミを入れた
え…てか何この顔ヤバいな…6歳がこの顔はモザイクレベルよ、この顔で家に帰ったら絶対アウト、やばいやばい
私はすぐさまニコッと頬をあげていつも通りの可愛い娘ちゃんへと変身しフロイドが待っている我が家に猛ダッシュして帰った
「Aおかえり〜今日のおやつはねホットケーキだよ」
と黒いエプロンを着けながら私を出迎えてくれる私の最推し。
うん、スパダリ最高そんな最高に格好いいスパダリのフロイドの姿を見れるのは私だけでいい
ホットケーキだと知り私は無邪気に喜ぶフリをしながらママになんて絶対見せてたまるもんですかと心の中で呟いた
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うさ(プロフ) - はじめまして！面白かったです，頑張ってください！ (2021年2月14日 19時) (
レス) id: b72b4d2a41 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - リクエストです！授業参観みたいなやつ書いて欲しいです！無理なら大丈夫です。 (2020年10月19日 14時) (レス) id: 268a329a34 (このIDを非表示/違反報告)
ハクグン(プロフ) - 神だ…え、ほんと好き作者さんもしかして天使だったりします？？？ (2020年9月14日 12時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
ゴォゴォリィラァ - 平気ですよ！てか、神すぎひん？目が、潰れてミジンコになりそう (2020年9月13日 21時) (レス) id: 975e79f6ba (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - いつも見させてもらってます！いい話でヤバい( '-' )あ、ちゃんと見れてますよ〜！ (2020年9月12日 12時) (レス) id: a9354f5f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白くま | 作成日時：2020年8月9日 8時
