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34話 ページ34

『あ、』

骨「どうした?」



そういえば忘れてた。


『あとふたり、ていれ、してない。』

薬「!!いや、もう少し休んだ方がいい。」



でも、もう沢山寝たし…



『だいじょう、ぶ。もう、げんきだ、よ?』


私がそう言うと薬研たちは少し悩む様子を見せた。




もしかして、私の事を心配してくれてるのかな?

それとも私が元の調子に戻らないと手入れが上手くいかないことを心配してるのかな…。




わがままを言うなら、前者がいいな……なんてね。



皆がこうして私と仲良くしてくれるのは私に手入れする力があるから。

私が子供だから。

私が危害を加えないと分かってるから。




この屋敷にいる皆の手入れを終えると、お別れだよね?

私だってずっとここに居る訳にも行かないし、パパとママにも会いたい。


まあ、骨喰たちとお別れするのは寂しいけど…。





『ほんとう、に、もうだいじょうぶ。いこ?』

大倶利伽羅様の膝から降りて、薬研の手を引っ張った。



薬「ちょ、琥珀っ」


薬研は慌てて立ち上がって歩いてくれた。

後ろから骨喰と乱様も着いてきてくれた。光忠さんたちはこの部屋で待ってると言い、見送ってくれた。




骨「ゆっくり歩け、転ぶぞ。」

『うん!』


納得いかなさそうな顔をしながらも部屋に案内したくれた。

私は後ろから3人について行った。





そういえば、乱様さっきからなにも話してない。

やっぱり、まだ私のことをよく思ってないのかな?まあ、仕方ないか。


乱様の長い髪の毛を見ると、昔同じ組織にいた子達を思い出す。


よく髪を結んでってお願いされてたっけ。懐かしいなあ。





ていうか

『きれい…』

乱「!!」

『あ、』


やばい、つい声に出しちゃった。

乱様は目を見開き、私を見た。お、怒らせたかな…?


乱「……何が綺麗なの?」

『え、……えっと…おねえさんの、かみのけ…』



私がそう言うと乱様は俯いてしまった。どうしよ、やらかしちゃった。

骨喰たちがチラチラと心配そうにこっちを見てる。




乱「…ぁ……ぉ」

『??』


乱様が何か言ったが聞こえなかった。すると乱様は顔を上げ、私を見つめた。

彼女が口を開いたその瞬間





ドンッ

『ぁッ!?』

「さにわはかりていきます。」ヒョイッ



だ、れ…?だめだ、意識が…っ。

最後に見えたのは焦った骨喰と薬研、そしてこっちに手を伸ばす乱様。







乱「琥珀っ!!!!」

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鈴桜(プロフ) - めいさん» 愛染さんたち、怪我はなおったけど、また何かおきそう……兼さん〜〜三日月〜〜登場して〜あいたい (2020年7月29日 8時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - めいさん» は〜〜い〜〜!!((⌒∀⌒)) (2020年7月28日 20時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 鈴桜さん» 頑張りますー!!そっちはもう少し後に出てきますね、出すつもりです!もう少し待っててくださいね!( ̄▽ ̄) (2020年7月28日 19時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 続きどうなるか凄くきになります!まさか、愛染さんたちも登場してくれた。平安時代の刀や幕末の刀はどうなるかな?(龍馬の刀や土方さんの刀) (2020年7月28日 18時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - めいさん» 今剣〜〜!!義経の刀と弁慶の刀とのあった!!どうなるかな?続き頑張って (2020年7月28日 8時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めい | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年7月25日 17時

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