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26話 ページ26

トントン

骨「俺だ、入っていいか。」

江「ええ。」

『パァー!ほねばみ!!』



襖を開け、部屋に入ってきた骨喰に駆け寄った。





骨「ああ。鶴丸たちと仲良くなったと聞いた。」


え、つい昨日のことなのに、もう知ってるの?



『うん、なかいいは、わからない、けど…でも、おていれ、したよ!』

骨「ふっ、そうか。」



やっぱり、骨喰の手は暖かくて好き。たまに笑ってくれるのが凄く嬉しい。




骨「琥珀、今日は頼みがあってきた。」

『たのみ??』



いつも以上に真剣な顔をされた。



骨「俺の兄弟たちを手入れして欲しい。」

「「『!!!』」」



骨喰の兄弟……



ーーー兄弟、目を覚ましてっ!人間を庇うなんてどうかしてるよ!?



あの黒いお兄さんのことかな?でもあの人……




『いいの…??あのひと、わたしのこと、きらい…』

骨「…兄弟はまだ少し無理ある。だから今日は別の弟たちを手入れして欲しい。」

『!そうなんだ……うん、いいよ。』



薬研から、ほかにも弟が沢山いるって聞いた。その子たちも、すごい怪我を負ってるって。

大丈夫、かな……。きっと、その子たちも人間が嫌いなんだよね…?



なんか一気に不安になってきた…。






小「僕もついて行っていいですか。」

!!小夜ちゃん…?



骨「小夜……ああ、構わない。」

江「お小夜、よろしくお願いします。」

小「はい、兄様。」



小夜ちゃんはそっと私の手を握ってくれた。もしかして、不安が顔に出てた?

どちらにしろ、すごく心強い。



小夜ちゃんとは結構仲良くなった方だと思う。なんせ、同じ部屋でずっと一緒にいるから。




『ありがとう、さよちゃん。』ニコッ

小「…うん//」



江雪さんに見送られ、私たちは骨喰に着いていった。

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鈴桜(プロフ) - めいさん» 愛染さんたち、怪我はなおったけど、また何かおきそう……兼さん〜〜三日月〜〜登場して〜あいたい (2020年7月29日 8時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - めいさん» は〜〜い〜〜!!((⌒∀⌒)) (2020年7月28日 20時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 鈴桜さん» 頑張りますー!!そっちはもう少し後に出てきますね、出すつもりです!もう少し待っててくださいね!( ̄▽ ̄) (2020年7月28日 19時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 続きどうなるか凄くきになります!まさか、愛染さんたちも登場してくれた。平安時代の刀や幕末の刀はどうなるかな?(龍馬の刀や土方さんの刀) (2020年7月28日 18時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - めいさん» 今剣〜〜!!義経の刀と弁慶の刀とのあった!!どうなるかな?続き頑張って (2020年7月28日 8時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めい | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年7月25日 17時

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