好敵手みっけ！／zm ページ6
「〜♪」
「なんやゾム、えらくご機嫌やんけ」
「んふふ…当たり前やんか…！久しぶりに暴れられるんやで！こんなに楽しみなことないわぁ…！」
手応えあるとええなあー！
「奇襲やし暴れるも何もないと思うんやけど…」
と言ってるトントンを無視して作戦を立てる
「俺1人で敵国の幹部2人潰せたらええんやけどなー、そんなに敵さん甘くないやろうしなぁ…ノルマは1人かなぁ…ぶつぶつ…」
「アカンわ、聞いてへんこいつ。」
それから時は流れ作戦決行の時が来た。
「じゃあ、行ってくるわ。」
「お、いってらー。」
普通に出かける時の挨拶を交わし城を後にした
(今回は奇襲作戦やからな…バレない様にせんと)
極力コソコソしながら敵国の領地に入る
しばらくすると敵の城が見え、上の方に兵士らしき人影が5人ほど見えた
(見られたらアカンし、先に口封じしとくか)
早急に近づこうとした、その時。
『おい。そこのお前。』
ぎょっとした。
『お前は何処に行くんだ？答えろ。そこにいるんだからな。』
マジか。
俺に気づく奴とかおったん！
これはもう行かざるを得ないやん！
だってな、絶対強い奴に決まってる！
だけどなぁ…あんまり好き勝手やるとトントンに粛清される。あればっかりはごめんや。
「いるにはいるで。でもな、幾ら馬鹿でも行き先なんか教えるわけないやん？敵なら尚更やで。」
『ふうん…。まぁ、当たり前だな。素直に教えてくれるわけ無かった…なっ！』
そいつは俺のいる茂みに向かっていきなり鉄パイプで殴りかかってきたんやで？おかしいやろ！
めっちゃ全力で避けたったけどな！！
「いきなり何すんねん！びっくりしたやんか！」
『あ？敵は潰すのが当たり前だからだ。』
「お前の潰すは物理か！？」
あかんあかん、ついツッコミしてしもうた。
…というかこいつ、よくよく見てみたら女？やん。
なんか急に萎えたなぁ…。…いや、待てよ。
女は女でもゴリラ女って事は確実やん。
しかも洞察力はピカイチやし。
もしかしたら、かなり戦えるかもしれん。
ちょっとワクワクする。
『急に黙ってなんだ？怖気付いたか？』
「んなわけあるか。ええで、サシで戦ったるわ。」
『なんでサシなんだよ。別に構わんが。』
「…あんた存外適当な人間なんやな…。」
『お前には言われたくないな。よく知らないが。』
「いや、もうそんな事はええねん。とりあえず戦ろうや…！」
互いに距離を取り合い、向かい合う。
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なっか(プロフ) - すいません、御指摘ありがとうございます。助かりました。 (2018年5月12日 7時) (
レス) id: e19c01291e (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年5月11日 6時) (レス) id: 1d77437daa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっか | 作成日時：2018年5月10日 22時
