159話 ページ34
潔「え、ごっつぁんゴール?」
多「だってあのボール…たまたまお前のとこに落ちてきただけなんだろ?」
潔「(…は?)」
潔と近くで聞いていたAが不快感を覚える
多「あー、俺も青い監獄行ってたら、ワンチャンスターだったのになぁ!!お前あれで人生の"運"全部使ったんじゃね?」
潔「(あのゴールが…ただの"運"かよ…)」
多「ん?なんか変な事言った?」
潔「(俺が…どれだけの想いで青い監獄で戦ってきたと思ってる…!!)」
潔の心が燃え上がる
多「ハハハ!変わってねーな!潔のそーゆーボーッとした反応!なんか安心したわ!!」
するとAがやってくる
『潔』
潔「Aちゃん!?病院にいるって聞いてたけど…」
多「え?神村A!?新世代世界ベスト11傑の!」
『ちょっと気晴らしにな。それよりも、さっきのことなんだけど、お前は気にせず構えてろ。潔』
潔「へ?」
『観戦者とは結果を共に喜べるけど、始まりを共に考える事はできないもんだ。それに…そこら辺の小鳥に天高く飛び回る、鳳凰の気持ちは、一生分かりはしないよ』
Aの言葉に多田はいたたまれなくなり、この場を去ろうとする
潔「多田ちゃん。俺はまだ変わってないのかもしれないけど、これだけは言うよ。…俺は世界一のストライカーになる。…お前はその瞬間を指くわえて眺めてろ」
潔のエゴに怯み、腰を抜かした多田を他所に、2人は去った
潔「怪我はどうなの?」
『もうしばらくは安静だ。…次の選考は私も出る。助っ人としてはなくて、プレーヤーとしてな』
潔「!」
『私も世界一のストライカーに…いや、ペレもクリロナやメッシ、クローゼも超え、今後誕生しない…唯一神のストライカーに…私はなる』
Aの宣言に潔は度肝を抜かれる
潔「そうか…!負けねぇよ!Aちゃん!!」
潔とAは健闘を誓いあった
Aの怪我が完全に癒えて2日…遂に
集合場についたAに、乙夜が話しかける
乙「怪我はもういいのか?」
『ああ。もう医者の許可は降りてる』
Aは、シュートで的あてを行う
プロでもクリアは厳しい物だが、Aは20個の的を、20球…百発百中で成功させた
この状態は、Aが世界一に最も近い存在であることを知らしめる
鳥「これは…前より強くなってるやん」
馬「フン。良い障壁だ」
凪「俄然…燃えてくる」
遂に…
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ユキト(プロフ) - もしかして…某野球漫画と籠球漫画見てましたか? (2023年3月9日 14時) (レス) id: acc4cdc8d9 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - このあとの続きが欲しかった… (2022年10月25日 4時) (レス) @page35 id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
さよさよ - 面白いです!!更新待ってます! (2022年9月22日 21時) (レス) @page35 id: 8bd526ae72 (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 最高ですー!!!!!続き待ってます!!! (2022年7月10日 2時) (レス) @page35 id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんあか - 内容が好きです!!ブルーロックの小説が少なめなのでうれしいですO(≧∇≦)o推しは、冴です。 (2021年8月9日 20時) (レス) id: 4facfbe3a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こきか | 作成日時:2021年2月13日 10時