150話 ページ25
法一を引き連れ、不気味な笑い声を上げながらベンチ外の通路を歩く不乱蔦
その前を、アンリと絵心、そしてローブで顔を隠した20代くらいと思われるアンリ以上の巨乳である美女が塞ぐ
不「な、何だ貴様ら…!」
ア「とうとうボロを出しましたね。不乱蔦会長、法一監督。貴方達のベンチでの醜態は、全て聞かせて貰いました」
法「何を言って…!?」
絵「俺達は試合の少し前から、アンタらの指導者としてのあるまじき振る舞いを調べてたんだよ。とある人の指示でな」
絵心が証拠となるボイスレコーダーを流す
不「な…!」
?「代表を降りた立野君が告発してくれたわ…"脅しがあったとはいえ、未来のスタープレーヤーの選手生命を潰しかねない行為をしたこと、心から悔やんでいる"ってね」
不「(この声…どこかで…?)」
法「何者だ貴様!顔くらい見せんか卑怯者め!!」
?「全く…部下の教育くらいしなきゃ駄目よ」
不「ま、まさか貴女は!?」
美女がローブを取る
その人物は日本最初の女性総理にして、現総理であった
恋「どうも。第○○○代日本国総理大臣にして、ブルーロックチームのキャプテン兼エースである神村Aの母、神薙恋です」
その見た目は特に手入れしてないにも関わらずに若々しく、40歳だが見た目は20代のミスコンを凌ぐ程にであり、支持率も2期目の終盤だが、80%以上ある
更に背後から文科省のトップ官僚である、文科事務次官も出てくる
名字が違うのは、Aが過剰な扱いを受けないようにしようという、恋の配慮からだ
まさかの正体に、法一が驚く
恋「それにしても…ウチの娘を怪我させるだけに飽き足らず、その後も執拗に嬲ってくれたそうで…」
不「そ、総理…親子でしたら言ってくれれば…」
恋「何故?娘のチームの監督である絵心くんなら兎も角、敵チームの貴方にまで言わなくちゃいけないのです?」
法「でも…」
「でももクソもあるか!100歩譲って、選手の才能や潜在能力で態度を変えるのならまだしも、貴様等は生まれや育ちで人への対応を変えるのか!この腐れ外道が!!…不乱蔦君、残念だ。嘗ての君は日本サッカーの変革に燃えていたのに…いつの間にか、どうしょうもない膿同然に成り下がっていたとはね…」
不「ま、待って下さい!連合には私の部下が多くいます!流石の貴方でも解任は…」
「君にはそれだけでなく、贈収賄や横領の容疑もある!…ヘッドコーチの伊能君が証拠を提供してくれたよ」
万策尽きた不乱蔦が膝から崩れ落ちる
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ユキト(プロフ) - もしかして…某野球漫画と籠球漫画見てましたか? (2023年3月9日 14時) (レス) id: acc4cdc8d9 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - このあとの続きが欲しかった… (2022年10月25日 4時) (レス) @page35 id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
さよさよ - 面白いです!!更新待ってます! (2022年9月22日 21時) (レス) @page35 id: 8bd526ae72 (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 最高ですー!!!!!続き待ってます!!! (2022年7月10日 2時) (レス) @page35 id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんあか - 内容が好きです!!ブルーロックの小説が少なめなのでうれしいですO(≧∇≦)o推しは、冴です。 (2021年8月9日 20時) (レス) id: 4facfbe3a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こきか | 作成日時:2021年2月13日 10時