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141話 ページ16

前線に上がった白峰に対し、先程のロングシュートに備えるも黒山は裏をかき、冴に渡してシュートを促す

冴はその期待に応えてFW顔負けのドライブシュートを決める

ブルーロックが攻めるも白峰を抜く事は出来ず、再度逆襲され、前線には黒山と士道が上がる

冴は士道にパスしようとするも、黒山が自分に要求する

冴「フッ…誇示か」

冴はシュート級の威力を誇る強烈なキラーパスを出す

それを黒山は、ダイレクトシュートでゴールに叩き込み、士道に続いてハットトリックを達成…たった4人(冴·士道·黒山·白峰)でブルーロックをボロボロにした

蜂「今のは…潔の…!」

黒「言ったろ。FWだけの専売特許じゃねぇってな」

4-9、余りにも絶望的な点差が突きつけられた

氷「もう…終わりや…」
烏「勝てへん…次元が違いすぎる…」

ブルーロックメンバーの心が折られる

冴「これで分かったか」

凛「…!」

冴「黒山はパスこそ俺に及ばないが、未来視を圧倒的に使いこなしてる。白峰の反応速度から来る防御力は世界最強レベルだ。それに二人共プロFW以上のシュート力を持つ…お前らの負けは決まりだ」

冴の死刑宣告に凛と潔が俯く

観戦に来た多くの観客が帰り始める

サッカーに時間制限はあるものの、一気に複数の点を取る事は出来ない所か、一点すら簡単には入らない

その中での大量点差は両者の圧倒的実力差を表しており、勝敗は既に決したも同然となってその後の展開は試合には何も関係ない

だからこそ、サッカーにおける一進一退の攻防の面白さは随一であるが…

ア「絵心さん…!」

絵「無理だね。毎回ドラマチックになる訳じゃない…前評判が高い方が勝つのが普通なんだよ」

勝敗は決まった…



『これはこれは…面白くなって来たな…!』

だがそれは完全に諦めた場合だ

蜂「…?」
潔「A…ちゃん…?」

諦めなければ、少なくとも0%になることはない!

『何だよ?諦めたのか?』

蜂「でも、残り20分でこの点差は…」

『確かに5点差以上を逆転したチームは存在しないな』

潔「だったら!」

『でも成功したら日本…いや世界がひっくり返る!その瞬間を体験したくはないか?』

潔「Aちゃん…」

蜂「でも…白峰を抜かないと…」

『実は今…私はエネルギーが溢れて来てる。それを発揮すれば、黒山さんと白峰さんを破り、冴も潰せる!』

Aの宣言に、折れていた心が蘇る

『やろうぜ。今日、私達は…世界をひっくり返す!!』

士気は今試合最高潮に達した

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ユキト(プロフ) - もしかして…某野球漫画と籠球漫画見てましたか? (2023年3月9日 14時) (レス) id: acc4cdc8d9 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - このあとの続きが欲しかった… (2022年10月25日 4時) (レス) @page35 id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
さよさよ - 面白いです!!更新待ってます! (2022年9月22日 21時) (レス) @page35 id: 8bd526ae72 (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 最高ですー!!!!!続き待ってます!!! (2022年7月10日 2時) (レス) @page35 id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんあか - 内容が好きです!!ブルーロックの小説が少なめなのでうれしいですO(≧∇≦)o推しは、冴です。 (2021年8月9日 20時) (レス) id: 4facfbe3a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こきか | 作成日時:2021年2月13日 10時

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