第1話 GFハウス ページ3
(Aside)
ぴったり6時。
施設の朝は鐘の音で始まる。
「起きて〜！朝御飯に遅れるよ！」
私とエマが声をかける。
施設での暮らしも9年。
「待て待てーい」「待た〜ん！」
「コラ！遊んでないで支度しな」
「エマ くつはけない〜」「ひもむすべないー」
「今行くー 泣かないで」
『私がしておくよ。エマ。』
「ありがと！A」
様々な声が飛び交う。
小さい子達の着替えを済ませ、エマがフィルを抱えて、私が他の子と手を繋ぎ廊下に出る。
「おはよー！」「おはよう」
賑やかな廊下。
「おはよう ドン コニー リトルバーニーも！」
『おはよう。ドン、コニー。おはよう、リトルバーニー』
「「おはよう A 、エマ」」
エマがフィルを抱えて廊下を走り食堂へ走る。
その様子を見ながら私はゆっくりと歩きながら食堂へ向かう。
現在は39人兄弟
性格も年齢も肌の色もさまざま
私達に血の繋がりはない
でも
「ほっはよー ノーマン、レイ」
『おはよう。ノーマン、レイ』
「おはよう A、エマ」
「ほはよー エマ」
「おはよ A」
「元気だねぇ まだ朝ごはん前なのに」
「お前歳いくつだ？ 5歳？」
「2人と同じ11歳 こんなだけど！」
「レイの意地悪〜」
レイにからかわれるエマ。
私とママで顔を見合わせて笑う。
「エマ こっち手伝って」
「Aも手伝ってくれる？」
「あー！Aもママ笑ってるー！」
『いいよ 勿論w』
「A〜！ママぁ… もっかい入り口からやり直す！」
エマが私とママに抱きついてくる。
「どうして？私は好きよ エマのそういうところ。ねぇA？」
『勿論！』
「中身5歳のところ!?」
「家族みーんなをとても大切に思っているところ」
『私もエマのそういうところ大好き！』
「…ありがとう」
_でも 大好き
大好きなママ 大好きなみんな
血の繋がりはなくても 大切な家族
施設は私の�牴鉢瓩世辰�
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光(プロフ) - かなとさん» オリジナルフラグは外したつもりでしたが、外れていなかったようです。こちらの落ち度です。すみません。教えてくださってありがとうございます。オリジナルフラグは外れているでしょうか？ (2019年5月14日 23時) (
レス) id: 366e090dd4 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 作品を作る前にまずルールをご理解下さい (2019年5月14日 23時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月14日 23時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光 | 作成日時：2019年5月14日 23時
