吸血鬼に愛される？【Ⅱ】 (ページ1)

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少女の血45 ページ1

とても美味しい｢らぁめん｣とやらを食べ、お腹がいっぱいになった御一行…

kn｢はぁ&…美味かったー…｣

ポンポンとお腹をさするコネシマさん。
『本当ですね…あんな美味しいもの…初めて食べました…！』
gr｢気に入ってくれたのなら何よりだ。また今度行くか？｣
『…！是非…！』
Sha｢えー？Aが行くなら俺も行くー！｣
『…えへへ…是非お願いします…！』
Sha｢！｣

少し照れくさそうに｢勿論や！｣と言うシャオロンさん。今度は辛いのにも…いや、やめよう…

『…どこに行きます…？』
gr｢ん？あぁ、あそこだゾ｣

そう言って指さしたのは服屋さん。
『え…』
gr｢よし、行くぞ｣
『はぇ？』

ポンッと背中を押される。途端に従業員であろう2人の女性がこちらに寄ってきた。

｢いらっしゃいませお客様！｣
｢どんな服をお求めでしょうか？！｣

あまりの圧に『ぅぇえ…？』と迷ってしまう。
gr｢どうもこんにちは｣
｢あら！総統様！｣
｢！もしや…彼女j ｢違います｣｣
gr｢いや、この子に合いそうな服を選んで欲しいんだ｣

そうグルさんがいうと、なるほど！と言わんばかりに頷き、｢勿論です！！｣と自信満々に答えていた。

｢さっ！お客様！試着室へどうぞ！｣
｢まずはこちらのお召し物を！｣

どんどん紹介させられる服にたじろいでしまう。
仕方なく順番に着ていった。

｢こちらはどうでしょうか！｣
ｼｬｧｧｧ…(カーテンを開ける音)

gr｢ふむ…春といった感じだな…｣
Sha｢俺はこれ好きやで。俺とおんなじ色や｣

｢次です！｣
ｼｬｧｧｧ…(以下省略)
gr｢こちらは夏って感じだな｣
kn｢おお！俺と同じ色や！｣

〜数十分後〜
『はぁ〜…』
gr｢おつかれ、A。どれも似合っていたぞ｣
kn｢せやで！どれ着ても可愛かったで！｣
Sha｢ホンマに…なんでも似合うな…｣

散々褒められて、顔を合わせずらくなる。
『…でも5着は…ちょっと…』
gr｢これぐらいが普通やぞ？｣
『…ふぁい…』

もう少しで時刻は15時半だ。

gr｢ほかに行きたいところはあるか？｣
『…カフェ…』
gr｢！！！！｣

パッと光る眼鏡の奥。それは喜びに満ちた目だった。

カランカラン…

『わあ…オシャレ…』
行き着いた先は、モダンな雰囲気のカフェだった。
kn｢…こういうとこ…あんま馴染みないんよな｣
Sha｢…確かに｣

｢ご注文は？｣
綺麗なウェイトレスさんが机の近くまでくる。

kn｢コーヒー｣
Sha｢同じく｣
gr｢俺も…Aは？｣

『…カフェオレ…』