届け、お魚さんたち【Fischer's】

ありがとう ページ34

【3時間後】

ｶﾞﾁｬ

和｢やぁ。いい子にしてたかい？｣

(;´Д`)おえっ

｢あなたの望むいい子ではないと思いますよ。｣

和｢そうか。なら、お仕置きだなぁ……｣

いや、何言ってんのこいつ

お仕置き？

うん？

｢いや、どういう………っ！？｣

そいつは私の服に手をかけた。

｢っ何すんの！？ちょっ、離せっ！｣

そう叫んでも構わずに服のボタンを外していく。

やだ、やだ……………

気持ち悪い、何で………こいつなんかに……

｢嫌っ、やめて！！｣

和｢君はもう俺のだから……どうなってもいいだろ？｣

違う、違う違う！！

｢…っ助けて、ダーマっ…………！｣

そう言った瞬間。

ﾊﾞﾝｯ!!!!

大きな音を立ててドアが開いた。

ダ｢っ！？Aっ！！！｣

マ｢A！！おい、貴様っ……！！｣

モ｢さて、次は君がお仕置きの時間だね？｣

シ｢……覚悟しろよ、メンバーに手を出したこと｣

ン｢んー？君、もしかして押しつぶされたい？｣

ザ｢Aちゃんから手、離してね？」

ペ｢…………殺してもいいかな？｣



Fischer's…………

｢だ、ま………みんなっ…………｣

来てくれた、来てくれたんだ………

和｢っ…………！！来るな！！寄ると殺す！｣

そう言ってこいつはナイフを私に向けた。

けど、それは呆気なくシルクによって弾かれる。

そして、すぐにこいつを拘束した。

ダ｢っ、A……よかっ、…………｣

｢ダ、ーマ……………こ、わかっ…………うっ、ひっく｣

ダーマは私を強く抱き締めた。

その温もりが愛しくて、私を安心させた。

ダ｢A…………っ、良かった、無事で……………なんかされてたらどうしようか、不安で…！！｣

｢ご、めんっ、うっ、ひっくっ、ごめんっ……｣



怖かった。

辛かった。

会いたかった。


｢っ、ありがとう、みんなっ………｣



このありがとうに、めいっぱいの感謝を込めて。

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