届け、お魚さんたち【Fischer's】

さようならのアデュー ページ2

【日曜日】

｢……｣

あ、ども。Aです。

これから、北海道に行きます。

ﾋﾟﾛﾝｯ

ンダホもうすぐ着くよ!前で待ってて!

もうすぐンダホ号がやって来ます。

｢あーあ、寂しいなぁ。｣

ン｢そうだねぇ。Aちゃんに会えないも
ん。｣

突然のンダホの声。

｢っ、きゃっ！？｣

いつの間にか到着してたみたい。

ン｢乗って乗って〜｣

｢はーい。お邪魔しますよ、っと…｣


ンダホ号の中にはやっぱり全員いて。

隣はダーマだった。


シ｢ひゅーひゅー(棒)｣

｢しばくぞTARAKO｣

ぺ｢ひゅーひゅー(棒)｣

ダ｢貴様のマイクを破壊する｣


でも、ダーマの隣でめっちゃ嬉しい。

モ｢出発ー｣

ザ｢進行ー｣

二人の合図で出発。


ｷﾞｭ

｢っ……///｣

ダーマが手を握ってきた。


ダ｢これから寂しいし…これくらいは、いいだ
ろ？｣

くっそぅ！可愛いなこいつっ！

｢うん、いいよ…//｣

マ｢はい、デレダーマいただきましたー｣

ナイスだ、マサイ。

ダ｢別に、今日くらいいいだろ。｣

っはぁぁぁぁ////可愛い//


｢やばい。ダーマ大好き｣

ダ｢何だよっ、急に//……俺も大好き｣ﾎﾞｿｯ

ぺ｢ねーぇー、イチャつかないでよぉー｣

｢あはは、ごめんね｣



ン｢……おーいー、着いたぞー｣

え、もう着いちゃったかぁ。

｢ありがとね、ンダホ！｣

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ……

キャリーバックを引く音が響く。


｢じゃあ、またね。ちゃんと、動画見るから！｣

シ｢…おう！｣

マ｢元気でやれよ｣

ン｢怪我とかしないでね！｣

ぺ｢歌も聞いてね！｣

モ｢グミパしよーねー｣

ザ｢俺も、なるべく動画出るから！｣

｢うんっ……ありがとう、みんな！｣


ダ｢A、待って、最後に…｣

ｷﾞｭｩｯ

ダ｢頑張れよ。ずっと、愛してる//｣

｢っ………！？///わ、私も、愛してる、よ…//｣

ダ｢…ん。よし。行ってこい！｣


みんな、ありがとう。

永遠のお別れみたいだけど。


｢……アデュー！｣

「「「「「「「アデュー！」」」」」」」


またね、Fischer's。


次会えるのは、いつになるかな。

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