6話 ページ6
『この世界にモンスターがいる事は知っているだろう？』
「知ってる。けど見たことなんてない。夜は皆眠ってるんだ。」
『我々がモンスターだと言ったら？』
「ふざけるな。どうみても人間じゃないか。」
さっきから表情一つ変えずに淡々と暴言を吐いてくる少年。
ヒトにしては表情も感情も少ないような気がして、不気味だ。
『信じろ。それしか言えん。私は君の名前が知りたい。』
「自分から名乗るのが常識だろ？」
少年は少し気分を害したようにそう言ったが、モンスターは高い位の奴しか名前を持てないことになっているから、そんな常識などはない。
『それはヒトの常識だろう？』
「俺で遊ぶのもいい加減にしろよ。」
少年は半ば呆れたようにそう言った。
隣にいるしんぺいに「言いなよ」と言われて折れた。
確かに、こんなくだらないことで口論になっていては先が思いやられる。
『私はモンスター達の頂点に君臨しているエンダーマン、Aだ。』
そう言うと、少年はまだ信じられないと言う表情をしながらも、ゆっくりと話し始めた。
「俺はショッピ。A、さん、だっけ？が本当にモンスターなら、俺を食べることが出来る？」
『面白いことを言うな。だが生憎モンスターは人間を好んで食べない。ただ邪魔だから食べているだけだ。』
syp「俺を食べれるなら、食べてよ。」
何を考えているのか、少年、いや、ショッピはそう言った。
その目からするに、冗談で言っているわけではないと言う事はわかるし、何より初対面のモンスターに冗談なんて言わないだろう。
『理解できないな。なぜ食われたい。』
syp「俺なんて、生きてても意味ない。村人から嫌われ続けてた。それは俺がいらない子供だったから。」
そう言うショッピの目は少し揺らいでいた。
きっと口で強がってはいるものの、心では怖いのだろう。
そもそも今どき、食料も十分にある中で人間を好んで食べるモンスターなんて存在しないのに。
『わかった。ではこうしよう。ショッピ、お前が邪魔になれば私はお前を食べる。それまでここで暮らせ。』
syp「…わかった。」
ショッピは渋々そう呟くと、少し安心したような表情をした。
すると、今まで黙っていたしんぺいが私だけに聞こえるような小さな声で囁いた。
snp「いいの？Aちゃん確か人間食べれないやろ？」
『いいよ、いつか言いくるめる。それに、いい遊び相手が増えたもん。』
私の言葉に少し安心したのか、しんぺいはホッとしたように微笑んだ。
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Lemon(プロフ) - 風太さん» Oh…yeah… (2018年12月26日 10時) (
レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - Lemonさん» ただでさえ無い文才なので残念ながらおすそ分けできないですが今日のデザートの牛乳寒天ならおすそ分けできますよ(微笑) (2018年12月25日 20時) (レス) id: 3b060bbfe0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - 風太さん» そうですね((風太さんの文才下さい（切実） (2018年12月25日 11時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - Lemonさん» 論点がずれてる夢主ちゃんって凄く可愛いですよね((( (2018年12月22日 0時) (レス) id: 3b060bbfe0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - も、木炭？！そ、そういう問題？！ (2018年12月21日 14時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
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