5話 ページ5
『みんなー！久しぶりー！』
sha「あ！Aやん！」
そう言って真っ先に私に気づいたのはブレイズのボスであるシャオロン。
口が悪いけど案外いい子で、何かを叩き壊すのが好き。
rbr「わー久しぶりやなぁー！」
少し涙ぐみながら手を振ってくれているのはガストのボスであるロボロ。
涙もろくて、なんかよくわからない文字が書いてある布を頭につけてる。
ut「待ってたよぉ〜！Aちゅわ〜ん！」
そして最後はマグマキューブのボスであるクズ。又の名を大先生。
煙草とメスが大好きで、とってもクズだけどいい子だし、シャオロンよりも人気がある。
『みんな元気だった？』
sha「まあまあやな。Aは？」
『元気だよ！でもね、ヒトを拾った。』
ut「え！まじ！？メス？メス？」
『オスだよ。』
あからさまにがっかりする大先生。
メスだったとしたら多分大先生には言わないようにすると思う。
rbr「でも珍しいこともあるもんなんやな。実験台にでもするつもりなん？」
『ううん。なんか、私に似てるなって思って。じゃあ、折角会えたのに申し訳無いけど、私は向こうに帰るね。いつでも遊びに来てね。』
三人にばいばいと手を振って、門まで瞬間移動する。
どれだけ体力を駆使しても、早く帰って少年の様子を見たかった。
門番はすんなりと門を開けてくれたし、ゲートの番をしているゾンビピッグマンもすんなりと開けてくれた。
流石トントンの部下は違う。
ゲートに入って数秒待つと、元の世界に帰って来ていた。
中庭にはもうひとらんと外道丸の姿はない。
もう既に夜は明けていて、太陽が眩しかった。
モンスター達の大半は城の中で休んでいるはずだが、人間は昼になると活発に活動する。
もしかしたらあの少年も目を覚ましているかもしれない。
カーテンが閉まっていて暗い廊下を全力で走り、医務室まで向かう。
ドアを開けると、しんぺいが助けを求めるように泣きついてきた。
『どうしたのしん、ぺ、い、』
しんぺいが指差す方を見てみると、少年が目を覚ましてベッドの上からこちらを睨みつけていた。
『あ、起きた、の？』
「何で助けた。」
『言っただろう？私はヒトではない。』
「人間にしか見えない。それとも亡霊とか？」
少年は、疑うようにそう言った。
どうすれば信じてもらえるのだろうか。
助けを求めるようにしんぺいに視線を送っても、しんぺいはふるふると首を振るだけだった。
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Lemon(プロフ) - 風太さん» Oh…yeah… (2018年12月26日 10時) (
レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - Lemonさん» ただでさえ無い文才なので残念ながらおすそ分けできないですが今日のデザートの牛乳寒天ならおすそ分けできますよ(微笑) (2018年12月25日 20時) (レス) id: 3b060bbfe0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - 風太さん» そうですね((風太さんの文才下さい（切実） (2018年12月25日 11時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - Lemonさん» 論点がずれてる夢主ちゃんって凄く可愛いですよね((( (2018年12月22日 0時) (レス) id: 3b060bbfe0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - も、木炭？！そ、そういう問題？！ (2018年12月21日 14時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
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