34話 ページ35
ni「あれ、ショッピ君。どうしたん？」
syp「あの！Aを助けてください！俺をモンスターに出来るほどのポーションを作ったあなたならできると思って…ッ！」
兄さんは暫く固まった。
そしてゆっくりと、申し訳なさそうに口を開いた。
ni「Aには特別な事情がある。それに俺は医学には精通してない。このことから考えても、今は気長に待つしかないと思うねん。」
そして彼は、さらに言葉を続けた。
ni「それに、今Aに打たれてる栄養剤もウィッチが作ってる。申し訳ないけど、安全面から考えてもこれ以上魔術が関与することはできないよ。」
syp「そんな、」
食いつくように顔を睨みつけたが、兄さんは申し訳なさそうな表情を崩さなかった。
きっと、みんなAが再び目を覚ますのを待っているに違いない。
syp「すみませんでした。」
思ったよりも力無い声が出た。
ドアを最後までしめきる前に、中から呼び止められた。
ni「待って！ショッピ君！」
振り返ると、黄色とピンクが入り交じった液体を渡された。
何かのポーションだ。
syp「これ、なんすか？」
ni「これは魔力補充剤。これは口から飲まないと効果が発揮されないから今までやらなかったんだけど、ショッピ君ならやってくれると思って！」
そう言うと、兄さんは再びドアを閉じてしまった。
丸底フラスコに入ったその液体は、どろどろと怪しげな色で渦巻いていた。
やってみるしかないか。
こぼさないよう慎重に医務室の前まで運び、ドアをノックする。
しんぺい神は間髪入れずに顔を出し、面会時間は過ぎたという様なことを話した。
慌てて事情を説明すると、仕方ないなぁと言いたげな表情をしながら中に通してくれた。
snp「それって魔力補充剤？」
syp「そうっす。もし魔力が不足してるだけなら、」
snp「上手くいくかなぁ……」
syp「え？」
しんぺい神の反応は、あまりいいものではなかった。
どうやら、魔力補充剤は必ずしも体にいいという訳では無いらしい。
純正のモンスターではないAなんかは特に、魔力補充剤の投与により副作用を起こす可能性もあるという。
それでも、
1%でもAが起きる可能性があるなら、運命に賭けてみたいと思った。
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Lemon(プロフ) - 風太さん» Oh…yeah… (2018年12月26日 10時) (
レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - Lemonさん» ただでさえ無い文才なので残念ながらおすそ分けできないですが今日のデザートの牛乳寒天ならおすそ分けできますよ(微笑) (2018年12月25日 20時) (レス) id: 3b060bbfe0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - 風太さん» そうですね((風太さんの文才下さい（切実） (2018年12月25日 11時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - Lemonさん» 論点がずれてる夢主ちゃんって凄く可愛いですよね((( (2018年12月22日 0時) (レス) id: 3b060bbfe0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - も、木炭？！そ、そういう問題？！ (2018年12月21日 14時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
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