15話 ページ16
gr「ところで、何の用、けほっ、なんだ、」
『大先生に会いにね。グルちゃん、寝なさい！』
gr「えぇ、だって、」
『だって、は言い訳だよ？』
グルッペンは、渋々自分の部屋に帰って行った。
とりあえずトントンの部屋に大先生がいるのなら、行ってみるべきだろう。
でも、さっきコネシマを粛清してもらいにトントンの元へ行かせたはずだ。
もしかしたらコネシマと大先生が同時に粛清されているのかもしれない。
『じゃあショッピ君、行こうか。』
syp「あんた許婚なんているの、」
ショッピ君は、語尾をあげずにそう聞いた。
疑問系でないのには何か理由があるのだろうか。
『グルッペンのこと？あの人は違うよ！そんなわけないでしょっ！』
syp「あの人はって？じゃあさっきの蜘蛛男？金髪？大先生とかいう奴？」
『許婚なんていないよ。まぁ、いずれは、結婚も考えた方が、良いのかも…。後継もいないとだし。』
ショッピ君のまくし立てるような口調につられて言ってしまった言葉が自分の首を絞める。
仕事や自分のことに精一杯だったからというのもあり、今まで出会いなんてなかった。
きっとこのままいけば結婚することも、子孫を残すこともし損ねてしまうだろう。
最早グルッペンやトントンでもいいかなんて考えも頭をよぎるが、何かしっくりこない。
まぁこうなってはそんなわがままも言ってられないのだが。
『いやいや、なんでこんな悲しいこと言わせるの！』
syp「ふふっ、気になっただけやから。」
『笑うなぁ〜！』
そんな茶番を演じながらも、トントンの部屋、すなわち書記長室の前に着いた。
中からは、微かに大先生の汚い喘ぎ声が聞こえてくる。
濃い色の木でできた扉を何度かノックすると、中からトントンのはーい、という返事が聞こえてきた。
tn「お、いらっしゃい。まぁ入っ、て、どちら様？」
『友達。』
tn「ヒト、やろ。どういうことか説明せぇや。」
『まぁ中入らせてよ。』
トントンは、少しためらってから私とショッピ君を部屋の中に通した。
部屋の真ん中にある大きなテーブルを囲むようにして置かれている椅子に座ると、隣にショッピ君も座った。
部屋の隅にコネシマと大先生がちょこんと正座していたが、それを完全に無視しながら向かいに座ったトントンがお茶を出してくれた。
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Lemon(プロフ) - 風太さん» Oh…yeah… (2018年12月26日 10時) (
レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - Lemonさん» ただでさえ無い文才なので残念ながらおすそ分けできないですが今日のデザートの牛乳寒天ならおすそ分けできますよ(微笑) (2018年12月25日 20時) (レス) id: 3b060bbfe0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - 風太さん» そうですね((風太さんの文才下さい（切実） (2018年12月25日 11時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - Lemonさん» 論点がずれてる夢主ちゃんって凄く可愛いですよね((( (2018年12月22日 0時) (レス) id: 3b060bbfe0 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - も、木炭？！そ、そういう問題？！ (2018年12月21日 14時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
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