入れ替わってる【syp】 ページ5
『あ゛〜、疲れたぁ！』
「A〜！今日マ○ド行かね？」
話しかけてきてくれたのは、私の大親友である汐音。
お言葉に甘えたいところだが、昨日から両親が祖父母の家にしばらく行ってしまっているので、なるべく家にいようと思う。
『んー、ごめん！今日は無理だー！』
「いいよいいよ！こんど行こうな！」
『うーい。』
汐音が出て行ってしまった後の教室には、生徒がもうほとんど居なくなっていて、少し切ない。
『私も帰ろっと。』
そう呟いて、鞄を持って教室を出る。
その瞬間、体がふわりとする。
『な、なに！？』
地面に尻餅をついてしまう。
どうやら、私にぶつかってしまったようだ。
…………私にぶつかってしまったようだ！？！？
何度見ても、目の前には私が打ち付けてしまった膝をさすっている。
『大丈夫です、か？』
複雑な気分で自分に声をかけるが、自分から発せられる声は男の人のものだった。
syp「う、え、えええええ！？なになになに！？なんで！？どういうこと！？俺！？俺がいる！？」
『お、落ち着いて！私はA！あなたは？』
syp「あ、俺、ショッピっす！A先輩っすよね、有名なんで知ってます！」
『有名なの…？でもショッピ君も有名だよね、私も知ってる。』
ショッピ君は、確か一個下の学年で恐ろしいほどモテていると噂が絶えない人だ。
そんな人と入れ替わるなんてどういう風の吹き回しなんだろう。
syp「とにかく、どうします？友達に見られたらめんどくさいんで一旦解散で、俺の家でまた集合しましょう。明日まで誰もいないんで。」
『そ、そうだね。でも私、ショッピ君の家わからないよ…？』
私がそう言うと、私の姿をしたショッピ君はショッピ君の鞄から紙とペンを取り出して乱雑に地図を描いた。
syp「これでいいっすか？じゃあ、また後で。」
ショッピ君は、大股でどすどすと歩いて行ってしまった。
あまり私の姿であんな風に歩かれると少し困るのだが今はつべこべ言える立場じゃない。
まずは私がショッピ君の体で変な醜態を晒さないようにしなくてはならない。
ショッピ君の描いた地図を頼りに、男っぽさを意識して歩く。
途中で同じクラスのコネシマに挨拶された時は少し焦ってしまったが、コネシマは鈍感なのでいつもの後輩だと思っただろう。
ショッピ君の家のドアを開くと、私の姿をしたショッピ君が玄関で待っていて、私を見るとぱっと表情を明るくした。
syp「遅いっすよ！」
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風太(プロフ) - うえちゃんさん» リクエストありがとうございます！！！どちらも大丈夫ですよ！ (2019年3月28日 8時) (
レス) id: 4133c0f6d0 (このIDを非表示/違反報告)
うえちゃん - では「幼児化kn」か「デレデレrbr」のどちらかでいいのでリクエストしてもいいですか？ (2019年3月28日 6時) (レス) id: 19511bfef8 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - うえちゃんさん» コメントありがとうございます！リクエストはいつでも受け付けております！ (2019年3月27日 17時) (レス) id: 4133c0f6d0 (このIDを非表示/違反報告)
うえちゃん - 作者様の手によって推しが輝いてるぅ...(kn推し)お話の青春感、めっちゃ好きっす。emさんとtn氏も輝いておりました。続編の更新待ってまーす！ちなみにまだリクエスト受け付けてたりします？ (2019年3月27日 10時) (レス) id: 19511bfef8 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - 綺雨-kiu-さん» ありがとうございます！！頑張ります！！！ (2019年1月28日 6時) (レス) id: cefcc92c36 (このIDを非表示/違反報告)
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