気づいてよ。気づかないでよ。赤羽業 (ページ13)

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いつも通りページ13

『はぁ…』

昨日の夜のことを思い出してベッドの上でジタバタしてたら、いつの間にか窓の外でスズメが鳴いててビビった…。

『ふぁ…ねむ…』

結局一睡も出来ないままぼーっとした頭と意識のまま学校へとぼとぼと向かう。

中「ん…？A…？」

『あ、莉桜…おはよぉ…はぁぁ…』

中「Aがため息なんて…なんかあったん？」

『莉桜…』

見に優しい光を浮かべながら、顔いっぱいに“心配”を示してくれてる。

『ありがと。なにもないよ。』

怪訝そうな顔する莉桜を見て見ぬふりをして、小さく息を吸う。

『莉桜～！聞いてよっ！昨日ね～』

明るく、いつも通りに振る舞う。

中「えっ？マジで？それヤバくない？」

『だよね！だよね！そんでねー──』

ほら、

茅「あっ、A！中村さん！おはよっ！」

杉「2人とも朝早いな～」

渚「Aさん、中村さんおはよう。今日は早いんだね」

周りに人が集まって

『おは…うわあぁぁあ！虫!?ぎゃぁぁぁああ！』

前「はよっす！A！
…ぶはっ！おま！顔！やべぇことになってんぞ！笑」

『ま～え～は～ら～！死ねぇえええ！』

磯「まあまあ2人とも落ち着けって。」

ほらね、いつも通り。

_______________
昼休みinＥ組教室

夢主side

茅「あ、ねぇ！カルマ君とAに聞きたいことがあるんだけど！」

茅野っちのこの言葉によって、私とカルマは苦労することになる。

『なに？』

業「俺？」

茅「2人ってさ！付き合ってるのっ??」

Ｅ組(茅野ナイス( •̀∀•́ )b)

茅(ふっふっふ！尋問大会の始まりだよっ！)

裏で仕組まれてたなんて、私とカルマは知らない。

『えっ、な、なんで!?』

業「Aちゃん動揺しすぎｗ
茅野ちゃん、どうしてそう思ったの？」

(*꒪꒫꒪)( ._.)(*꒪꒫꒪)( ._.)

茅「えっ？だって、昨日だって一緒に帰ってたし…
これまでもすごく仲良いし…」

前「付き合ってないって言う方がおかしいだろー。
ってか、お互い好きだけど告白してない両片思い的な状況？」

矢「昨日もカルマ君、Aちゃんの家に遊び行ってたしね!!」

倉「うんうんっ、で、どーなの二人とも～？」

告白してな_______________
『ｯ!!!!///』

前原の言葉で赤羽くんから告白されたことを思い出してしまった。

律「Aさん、顔が赤いですが大丈夫ですか？
普段より心拍数も上がっていますが？」

律ぅうぅ！
可愛い笑顔でそんな事言わないでよっ！

そんなこと言ったら…