No.54 イレイザーヘッドside ページ7
俺は目が覚めるとベットの上だった。
起き上がると横から吐息が聞こえ、見てみると椅子に座って上半身は俺が寝てたベットの上に倒れてて･･･だけど しっかりと俺の手を握っている。
「A 無事でよかった」
頭を撫でてやると 一瞬 動いたから起きるかと思えばまた規則正しい寝息が聞こえる。
俺はあの時のことを思い出す。
──ヴィラン襲撃時──────
ヴィランの相手をしているとその中の1人のヴィランが数字を数えながら向かってきた。
「本命か」
そのヴィランに捕縛武器を投げると そいつはそれを避けてなおかつ掴んできた。
ちっ！！仕方ねぇ、俺はそっちにかけて距離を縮め肘で撃つ。
だけどそれは 読んでいたのか手で受け止められてしまう。
「動き回るのでわかり辛いけど 髪が下がる瞬間がある。一アクション終えるごとだ。そしてその間隔は段々短くなってる。無理をするなよイレイザーヘッド」
その瞬間 俺の肘は崩れだした。
殴って後ろに引くと こちらを無言で見つめてくる。
･･･何だ
「そういえば お前 あいつの父親なんだっけ？なら殺さず捕まえた方が使えるか？」
あいつって まさか Aのことか････？
どういう事だ そう考えていると黒いモヤが広がり あのめんどくさい個性を持つやつが現れた。
「死柄木弔」
「黒霧 13号はやったのか」
「行動不能には出来たものの 散らし損ねた生徒がおりまして 足を2つ千切ったのですが「は？」」
本命の男も何言ってんだ という顔をしながら黒霧と呼んだやつを見る。
すると"これを見てください" そう言って落としたものが目に入る。
あれは────────見覚えのある血の滴る 白い大きな爪を持つ千切れた足2つ。
A！！！！
「緑谷Aの足です、確かに千切ったのですが 足を瞬時に再生しそのまま走られ 逃げられました」
「ちっ、何してんだよ。ゲームオーバーだ あーあ･･･今回はゲームオーバーだっ おい黒霧！」
「っ！！」
何かが"プツン"と切れたかのように あの霧のやつに殴りかかっていた。
やってくれたな、アイツを傷つけた、許せない、色々な感情が沸き立つ。
だが その後出てきた 脳無という奴は強かった、それで俺は負けて────────
こいつを守るためにも やることは 沢山ありそうだ。
メニューも組み直して 対策も練らなければな。
(っお義父さん！！！)
(起きたかって おい、泣き虫かお前は)
(よかった よかったよっ)
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ミルキー - コメント失礼します。轟君と切島君のお互いの呼び方が鋭児と焦凍ではなくなっています。 (2023年2月11日 23時) (
レス) @page15 id: 30ebf8a24f (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 続きが読みたいです！！楽しみに待ってます！ (2020年9月13日 11時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 騎馬が最強すぎる…！ (2018年10月9日 23時) (レス) id: 2d71db7fc7 (このIDを非表示/違反報告)
レオぴ&恭弥マジ尊い - 初コメ失礼します！とっても面白かったです！続きが気になり過ぎます！更新待ってます！ (2018年7月12日 1時) (レス) id: d5d3b1d8cc (このIDを非表示/違反報告)
ハナダ - はじめまして！ヒロアカも文ストも大好きなので続きが待ち遠しいです！更新お待ちしています！旧双黒はまだでしょうか(´・ω・) (2018年4月7日 14時) (レス) id: 5b23a0c0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：.hakusi | 作成日時：2017年10月14日 13時
