No.50 脳無 ページ2
その時 緑谷出久1人で 事態に気づき焦っていた。
「(あれは 虚勢だ･･･！)」
砂埃にまぎれて、オールマイトが変身する時に出る蒸気のようなものが出ていることに気づいていた。
その通りであり、オールマイトはもう動けずにいた。
あと一歩でも動けばその姿は維持できながら。
「さぁ どうした！？」
「黒霧 弟の脳無を出せ、脳無に受けたダメージは表れている少し劣化してるといえ、あの脳無でもいいはずだ」
「っオールマイト！」
出久は叫ぶ、まずい と。
ワープゲートが広がり 人間ではない 何かが現れる。
すると横で何やら倒れた音が聞こえ、見るとオールマイトが膝をついていた。
そして更にその横に横たわる 彼の姿が目に入り、Aのスイッチは入った･･･というか線がブチ切れた。
「っヤベぇ ！」
「ちっ、2体目がいやがったのか！」
『･･･許さない』
ぽつりとAが漏らした言葉に焦凍達は振り返る。
脳無と呼ばれた何かがそれを無視してオールマイトに殴り掛かる、だけどそれが当たることは無かった。
『よくも、お義父さんをっ････！！』
「A無理だ、やめろ！！」
「オールマイトです重傷者に追い込まれたんだ！無茶だ！！」
そんな声はAに届くことは無かった。
────許さない、血だらけになって倒れているお義父さんがめに入った瞬間 私の中の何かが切れた。
オールマイトに向かっていく そのナニカに私は白虎化して殴り掛かる。
それは相打ちとなり 私とナニカはいったん後ろに引く。
その後は殴り合いになる、だけど 相手に私の白虎の拳が入ったとしてもダメージが見られなかった。
相手を爪できるとダメージを与えられるが 少ないのかすぐに治ってしまう。
『ちっ！』
「Aそいつは脳無 ショック吸収を持ってて、ダメージを与えるならショック吸収よりも強い打撃を与えるか 肉をえぐるみたいなことしないとダメだ！！」
『！』
くそっ、そう思った瞬間 殴った手を捕まれ そのまま殴られてしまう。
私は血を吐いて そのまま吹き飛ばされる。
強い、自己再生のおかげで 傷は治っていっているけど 今ので何本か骨が折れた。
よろけながら立ち上がると 追撃が来る。
なんとか避けて 思いっきり 力を込めて殴るけど 全く効いていなさそうだ。
どうする、そう考えていると 時間が止まった そんな気がした。
(え･･･？)
(何も動いてない、何が･････？)
(･･････。)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1638人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミルキー - コメント失礼します。轟君と切島君のお互いの呼び方が鋭児と焦凍ではなくなっています。 (2023年2月11日 23時) (
レス) @page15 id: 30ebf8a24f (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 続きが読みたいです！！楽しみに待ってます！ (2020年9月13日 11時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 騎馬が最強すぎる…！ (2018年10月9日 23時) (レス) id: 2d71db7fc7 (このIDを非表示/違反報告)
レオぴ&恭弥マジ尊い - 初コメ失礼します！とっても面白かったです！続きが気になり過ぎます！更新待ってます！ (2018年7月12日 1時) (レス) id: d5d3b1d8cc (このIDを非表示/違反報告)
ハナダ - はじめまして！ヒロアカも文ストも大好きなので続きが待ち遠しいです！更新お待ちしています！旧双黒はまだでしょうか(´・ω・) (2018年4月7日 14時) (レス) id: 5b23a0c0c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：.hakusi | 作成日時：2017年10月14日 13時
