吉原ラメント【和楽器バンド】 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:5,039 hit

出会いページ3

キョロキョロ

なんで、江戸に来たの？

まさか、タイムスリップ？ヤバイ！
早く帰らないt

「あのぉ～。。。」

あっ。。。結構可愛い女の子。

「まいごでありんすか？」

亜沙「えっと。。。」

ワープして、来ました！

なんて言えない！！から、

亜沙「迷子になってしまって/////」

「！！そうでありんすか！」

そんな訳ないよぉ～。。。

いい歳して迷子って、嘘つくの大変。

「わっちの名前は、Aでありんす。」

亜沙「可愛い名前だね！僕の名前は、亜沙よろしくね。」

でも、この子話し方が変だな。

わっちとか、ありんすとか。。。

「わっちの、言葉へんでありんすか？」

亜沙「あっ、いやそんなことは。。。」

「私は、吉原で働いているので、吉原の言葉を話さなくては、ならないのです。。。」

亜沙「あっ、普通に話せるんだ。」

「もっ、もちろんですっ！/////」

照れてる。。。かっ可愛い。

. . .
「ゆう子姉さんが、この普通の言葉を忘れてはいけない。と、言っていたので。」

亜沙「ゆう子姉さん？。。。ゆう子さん？！」

もしかして、この時代にゆう子さんそっくりな
人がいるのかな？

「もう夜ですし、私が働いてる店【吉原ラメント】に、お泊まりしますか？」

亜沙「うっ、、、うん。」

もし、ゆう子さんそっくりの人がいたら
話を聞こu、、、

亜沙「いっ居たぁ～！」

ゆう子「なんや、このお客さんは？」

「なんやら、迷子みたいでありんす。」

べに「お客さんじゃないのか。」

ゆう子さん･べにが居るということは、
他のメンバーも居るはず！

「亜沙さんでしたっけ？泊まる部屋に案内するでありんす。」

亜沙「あっ、ありがとう。」

グイッ

女の子に手を引かれたのは、
何年ぶりだろって言うか始めても。

亜沙「Aちゃん手を引っ張らなくても俺歩けるけど、、、。」

「迷子になった人が言うセリフじゃないでありんす」(笑)

亜沙「あっ！笑った。Aちゃん笑った。
Aちゃん笑った方が可愛いよ？」

「////、、、吉原の女は笑うことは、めったにないでありんす。」

亜沙「なんで？」

「それは、、、忙しいから笑う暇もないでありんす。
お客さんと話してる時は、笑ってるけど、、、」

亜沙「忙しいからとかじゃなくて、楽しくないから笑えないんじゃないかな？」

「なら楽しませて欲しいでありんす。」

この笑顔の中に、なぜか泣いてるAちゃんの顔が見えた。