４年生なのに大先輩！？！？！？参【男主】 (ページ2)

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_ｷﾝ__キンッ

何だ……揺れてる

金属音？……金属音！？

『っ！』

雑「あ、起きた…おはよう」

『雑…渡さん……っ！』

雑「動かない方が良いよ…お香の痺れが取れていないだろう」

『お香…？俺が眠った後に焚いたんですか？』

雑「ご名答～」

だからか、凄く体が痛い

さっきから金属音が聞こえなくなったな……

『雑渡さん、さっきの金属音は何ですか？』

雑「ん～耳が良いね、お前は知らなくて良い

　もうじき園田村に着く」

『園田村？』

雑「説明は着いてからしてもらいな」

　シュッシュッ

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～園田村～

乱「んん.......」

伊「乱太郎、左近と数馬を起こして交代してもらってくれ」

乱「んん、はぁい.....ん？」

伊「！何者だ！！」

伊作先輩が包帯を投げた。

？？「曲者だよ」

乱「うわぁあっ」

？？「また会ったね」

伊「貴方は、昨日の......」

？？「取り敢えず、ものを投げる。というのをやめさせて貰えないかな」

伊「さあ」

伏「うぅ.....」

伏木蔵が伊作に抱きついた。

この人嫌われ過ぎでしょ…

まぁ怖いもんな

？？「ひと月前にも、私は君と出会っている。覚えてないかな？
　
　私は、タソガレドキ忍軍忍組頭、雑渡昆奈門だ」

伊「あなたが....！」

伏「ざっとこんなもん？」

雑「あの時君達は、私ばかりでなく、敵味方を問わず

　怪我人を手当していたが....何故だ」

伊「！それは僕が......」

保健委員達「「「保健委員だから！」」」

雑「君、忍者に向いてないんじゃないか」

伊「よく、言われます」

雑「いつか、あの時の恩を返さねばと思っていた。
　
　タソガレドキ忍者隊は園田村との戦いには手を出さん。あと……」

雑「この子返すよ」

『俺は物じゃありませんよ……二度目のお久し振りです伊作先輩』

保健委員会「「「千雪！！╱千雪先輩！！」」」

雑「先程の情報は私からの君への礼だ！…またね千雪」

そう言って、走り去っていった。

伊「あっ！待って！……うわっ！？」

乱・伏「「伊作先輩、左近先輩、数馬先輩！！」」

『おお～不の連鎖』

七「！？千雪帰って来てたのか！！心配したぞ！」

『つい先程戻りました』

綾「痛～い……！お帰り～千雪」

『うんただいま、それ冷やしとけよ』

　
　ガヤガヤガヤガヤ