毒林檎[実況者] (ページ5)

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四口目ページ5

『わぁ、部屋が汚いね友人』

キ｢…ほっとけ、｣

事故をおこさず見事自分の家に着く
…いや、それが当たり前なのだが

『これじゃあ折角できた彼女も幻滅してしまうんじゃない？いたよね、彼女。』

そうだった。
こいつの俺の情報網は高校生でとまっている

無意識にも俺は苦虫を踏み潰したような顔になってしまう
その顔の意味に、Aが気づかないはずもない。

『…ん。なんかダメなことをいったな。別れたのか。』

キ｢言うな、それ以上言うな｣

なんで別れる何てことになってしまったのだろう…あんなに仲が良かったのに…

キ｢アクエ〇アスとお茶とコーラ、どっちがいい？｣

マイナスな気持ちを振り払うため、キッチンに立ち飲み物を用意する。
立ち直ったのにも一度凹むのは無理だ。精神的にも、体力的にも限界がくる。

『お茶がいいな。』

キ｢あいよ｣

〇鷹をどぼどぼとコップに注ぎ、氷をいれる

キ｢どーぞ｣

『やぁありがとう。
そうか、私が入院している間に色々なことがあったようだね。教えてくれれば良かったのに』

キ｢今日のために取っといたんだよ｣

『あはは、嬉しいな。』

そこからはただの雑談タイム

Aは時には茶々、感情をいれて俺の話を楽しんでくれた。

キ｢初コメントが“糞ガキ死ね”ってのはやっぱネタになると思ってたよ！顔バレも含めてさ！｣

『精神強すぎwww怪物なの？www』

キ｢いや、俺も傷ついたことぐらいあるぞ！
好きな女優の雑誌を買ったんだけどなんか表紙がアダルトでさぁ…
そのときの店員の目は冷たかった…
俺は別に美乳が見たくて買った訳じゃねぇの！｣

『あっははははははwww』

気づけば時間は12時だった。
7時に家についたわけだから、からこれ三時間は話していることになる。

駄目だな、やっぱ実況なれすると喉が強くなる

キ｢腹へったな、なに食う？｣

『何があるの？』

キ｢あっとー…ホットケーキミックスがあるな｣

『じゃあそれで。手伝うよ』

俺の隣にたって指示通りに物を用意していくA

甘い香りは、気にならなかった