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5:こんのすけ、式神向いてない ページ6

『あぁー。ちょっと話盛っただけだよ、大丈夫だから。』

今さっきまであんなに苦しんでいたのにこの話をしてはまた病んでしまう。もう二度と、主が燃やされるなんて思いはしたく無い筈だし。
そう思って見られるまいと右手を後ろにやった。

「嘘だ。」

『......へ?』

ずんずんと一期が近づいてくる。私の目の前に来たと思ったらおもむろに右手首を掴んだ。

『っな!』

「.........やはり。私から目線を外したら手を隠したのでそうかと思えば。......しかし、予想以上に酷いな。」

あ、あれ?以外と落ち着いてる?まじまじとまだ少し痛みの残る右手を見られ拍子抜けた。結構グロテスクだなと思ったんだけど、刀剣男士にとっちゃ見慣れてた?

「主殿、一体誰にやられたんですか?」

『....え?』

「女性の手をこんなにさせるなんて、私が始末しておきますが。」


あ、あぁ。自分がしたと分かってないのか。いやまぁ自分というか生理現象みたいなものなんだろうけど。にしても始末って......おっかないな。駄目だ言いにくい。一期がやったとか言いにくい。よし、黙っておこう。それが一番平和な手だ。

『実は私軍人やってるんだけどね、その戦いでちょっと、その、火傷しちゃって。』

オッケーオッケー。しかも強ち嘘じゃない。だって私本当に軍人だし。大佐だし。これで良かったんだ。
と思っていると。



「何を言っているんですか審神者様、それは一期一振を顕現させたために負った怪我ですよ。もうーしっかりして下さいよー。」





..........は?


「っな、それは本当ですか!!主殿!!」


切羽詰まった顔でこっちを見てくる一期。

こーんーのーすーけーぇぇぇぇぇぇぇ!!!!

6:主ガチ勢って取り扱い注意→←4:神との結婚?万々歳!!



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設定タグ:刀剣乱舞 , 一期一振   
作品ジャンル:恋愛
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蛍光灯(プロフ) - 瑠璃色さん» こんにちは!コメントありがとうございます!そんな事を言っていただけて嬉しい限りです(^ ^)私はシリアスが苦手なんですが、今回は何故か書きたい衝動に駆られ執筆しました。あまり本編ではまだ甘く出来なさそうなので番外編で書きたいです。更新頑張ります! (2018年3月27日 10時) (レス) id: f643b19803 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色 - 初めまして!いち兄を推している瑠璃色です!この作品はただの恋愛ものじゃなくてサスペンス要素が入っているのが読み応えがあって楽しいです!更新頑張って下さい!! (2018年3月27日 10時) (レス) id: 3757eb64a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蛍光灯 | 作成日時:2018年3月25日 20時

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