4:神との結婚?万々歳!! ページ5
『惚れたよ、一期!結婚しよう!!』
「え、いや、あの、」
あわあわと驚く一期は国宝級。やっだこのイケメン私のタイプにどハマりだわ!!
『神との結婚ってどうするの?え、なに、キス?キスしちゃうの?良いよ良いよ。私のファーストキス捧げるよ!』
「ちょっとお待ち下さい.....!!主殿は私の事を好いておられるのですか?」
『やっやだ、そんな直球に........
うん好き、惚れた!』
「今の照れは何処に行ったんですか!一瞬で終わりましたな!」
『一期とあんな事やそんな事がしたい!』
「欲望に忠実過ぎてちょっと引きます.........というか、本当に結婚なんてしませんからな!女性がこんな事を軽々しく言っては困ります.....」
『あーもう引きながらもちゃんと気遣ってくれる一期SUKI☆』
「なんでこの人の私に対する好感度カンストしてるんですか!!ともかく結婚なんて致しませんよ!」
『っんな!往生際が悪いな........ねぇ一期、知ってた?一番初めに顕現した刀と審神者って政府によって結婚しなきゃいけないルールがあるんだよ.....』
「絶対嘘ですよね、ニヤニヤしながら言わんで下さい!」
そうしてあーだこーだと喋っていると。いきなりばっと襖が開いた。来た来た。
「おぉ、無事顕現に成功しましたね!おめでとうございます!早くも仲良くな.....痛たた!」
こんのすけの登場だ。ちなみに今はほっぺを引っ張っている。くそっ、もち肌だな寄越してくれ!
『なーにがおめでとうなのかな?私は危うく燃えて死にそうだったんだから!』
ふふっ、今日は狐うどんだね!そう言うとこんのすけはブルブルと体を震わせた。いや、この絵だと私が動物虐めてるみたいに思われるけどあっちからやってきたからね!!
しばらく脅していると、
「.....あ、あの。燃やされて死にそうだったと言うのは......どう言う事でしょうか.....」
一期が遠慮がちに後ろから話しかけてきた。
あぁ、そうだ。大阪冬の陣で大阪城が焼け、その蔵の中に仕舞われていた一期一振は焼けて死んだんだっけ。
燃やされて死ぬ、なんてトラウマでしかない。
39人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蛍光灯(プロフ) - 瑠璃色さん» こんにちは!コメントありがとうございます!そんな事を言っていただけて嬉しい限りです(^ ^)私はシリアスが苦手なんですが、今回は何故か書きたい衝動に駆られ執筆しました。あまり本編ではまだ甘く出来なさそうなので番外編で書きたいです。更新頑張ります! (2018年3月27日 10時) (レス) id: f643b19803 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色 - 初めまして!いち兄を推している瑠璃色です!この作品はただの恋愛ものじゃなくてサスペンス要素が入っているのが読み応えがあって楽しいです!更新頑張って下さい!! (2018年3月27日 10時) (レス) id: 3757eb64a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蛍光灯 | 作成日時:2018年3月25日 20時