ヤンデレの手懐け方【鬼滅の刃】

間。 ページ20

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「ああああああああ…！
やだやだもう疲れたァ……！！」









誰も見ていないのをいいことに、
私は一人で泣き言を溢していた。






実に情けない。
どっかのタンポポくんを馬鹿に
できないレベルである。





いや、だってさ。
皆さん非常に住むことが困難な場所に
住んでるんだよ。






何で？？？






特に、元水柱の鱗滝さん。
あの人何でこんな山奥に住んでるのだろう。




日々のデスクワークで培ったこの運動不足の
塊のような私を舐めないで貰いたいものだ。




まあ、そんな愚痴ばかり溢していたら
もう着いたのだけど。




……まあ愚痴は言ったものの、鱗滝さんは
いい人である。
何でも、私と歳の近い弟子がいるとかで、
よく私を可愛がってくださる。




今回も、快く迎え入れてくれた。
アッ、好き…。



何かさ、アレだよね。
好意を暴力化しないだけでもう好きってなる。




あはは末期だわ。









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