検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:63,617 hit

恐怖 ページ13

A「ん...」



目を開けると眩しい光が入ってくる。



ブチャラティ「起きたか!」


ジョルノ「大丈夫ですか?」


A「お、れは...」



なぜ気を失ってきたのだろう。


あぁ、思い出した。


両親が死んだことに動揺したんだったな。


すると、恐怖が込み上げてくる。



A「ヒッ...!
来ないで...来ないで...!!」



仲間を拒絶する。


人間という生き物に俺は恐怖を覚えているのだ。



ナランチャ「大丈夫か!?」


アバッキオ「同様してるな...」


A「こな、いで...!!」



いつの間にか無意識にスタンドを出し、自分を防衛していた。


みんなが近付こうとすると...



?「ご主人様に近付くな!!」



知らない声が聞こえてきた。


だけれど、それはなぜか深く安心する声だった。


その声の正体は....



スター・ジュエル「ご主人様に近付くものは私が許さない!!」



俺のスタンド。


スター・ジュエルだ。



スター・ジュエル「ご主人様。
大丈夫ですよ、私が付いております」



目から涙が溢れてくる。


泣いたのは物心ついて初めてだ。



A「スター...ジュエル...!!」



俺はスター・ジュエルに泣きつく。


スター・ジュエルは嫌がることはせず、俺を抱きしめてくれた。


凄く、凄く安心した。


誰かに抱きしめられたことなんて一度も無かった。


でも、今抱きしめられている。


嬉しかった。



ジョルノ「あのスタンド...。
おかしくないですか?」



この言葉を聞くまでは。

おかしい?→←理解不能



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

黒咲 莉亜 - な、なんと恐れ多い言葉っ...!! (2019年5月12日 20時) (レス) id: c2d88afda5 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉 - どの作品も最高すぎるっ!! (2019年5月12日 19時) (レス) id: 334eec0103 (このIDを非表示/違反報告)
黒咲 莉亜 - 更新頑張りますね!前作から読んでいただけているなんて...!!凄く感激ですっ!ありがとうございます!! (2019年5月11日 23時) (レス) id: c2d88afda5 (このIDを非表示/違反報告)
くとぅるふふっざけんな!(プロフ) - 前作から読んでます!自分好みの作品で続きが楽しみです!頑張ってください! (2019年5月11日 22時) (レス) id: b6db3cbd6d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紅葉 | 作成日時:2019年5月11日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。