俺は何があっても君たちの兄だからな。 (ページ11)

今日:8 hit、昨日:9 hit、合計:41,461 hit

数年後ページ11

ジョナサンとディオは立派な青年になったのだ。

今となっては昔の仲の悪さがどこへ行ったのかわからないくらいに仲が良い。

ジョナサンは研究に熱心で家の石で出来た仮面について調べている。

ディオは...よくわからない((

俺？俺は屋敷でいつも父さんの世話をしている。

父さんは体調を崩してしまい、寝たきりだ。

あぁ、あとはディオが悪者だとジョナサンが言っていたな。

父さんの薬を調べたところ、毒だったらしい。

ディオがそんなことをするわけないとは思っているが、信じがたい事実である。

今日、ディオを警察に逮捕させるらしい。

俺はあまり賛成ではないが証拠が揃ってしまっている今、そんなことは言えない。

ディオ「なぜ屋敷の明かりがついていないのだ！」

何も考えたくはなかった。

血は繋がってはいなくとも、俺の弟だったのだから。

ディオ「おこがましいとは思うが、兄上に手錠をかけてほしい...」

ジョナサン「...わかったよ。
兄さん、お願いしていいかい？」

A「...あぁ」

そう言い、手錠を受け取ってディオに掛けようとすると

ディオ「俺はまだ、死ぬわけにはいかん！
俺は人間をやめるぞぉぉ！！ジョジョー！！！！」

ディオは俺の腕をナイフで切りつけ、仮面を被りその血を塗った。

そして姿を消した。

A「ディ、オ...？」

ジョナサン「兄さん！そこから離れて！」

ジョナサンがそう叫んだ瞬間。

ディオが警察を殺した。

そこからはよく覚えていない。

あぁ。でも...

ディオ「なぜ...なぜ俺を庇ったんだ！！

・

・

兄上！！！」