6話 ページ8
燐音side
朝、深雪と一緒に朝食の準備をしていると達也が起きてきた。
燐音「おはよう、達也」
達也「おはよう、姉さん。深雪も、おはよう」
深雪「おはようございます、お兄様……どうぞ」
達也「ありがとう」
深雪が差し出したコップにはフレッシュジュース。
それを、お礼を言ってから達也は飲み干し、差し出された手にコップを返す。
―――達也の呼吸は、完全に深雪に掌握されていた。
燐音「達也、今朝は私たちも一緒に行かせてもらおうかと思っているのだけど……」
作り終えたサンドイッチをバスケットに詰め、達也に話しかける。
達也「それは構わないが……制服で行くのか?」
深雪「先生にまだ、進学のご報告をしておりませんので……」
燐音「それに、私たちではもう達也の鍛錬についていけないから」
達也「わかった。別に朝練で二人が俺と同じことをする必要は無いんだが、そういうことなら師匠も喜ぶだろう。……喜びすぎて、多賀が外れなきゃいいけどな」
深雪「その時はお兄様、私たちを守ってくださいね」
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神楽(プロフ) - 零月さん» 読んでくれたんですね!すごい嬉しいです!ありがとうございます!そして、頑張ります! (2018年9月2日 0時) (レス) id: 32ef8d3bc4 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - 読みました!めっちゃ面白いですね!達也さんのお姉さんかぁ…そんな発想は私にはなかったので読むのがめちゃくちゃ楽しいです!続き、待ってます!これからも応援させてもらいます! (2018年9月1日 23時) (レス) id: 86a7555269 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るぅびっくきゅぅぶ | 作成日時:2018年5月6日 17時