5話 ページ7
燐音said
お昼を生徒会室で食べ、家に帰ると、深雪と達也が出迎えてくれた。
深雪「お姉様、お兄様、何かお飲み物をご用意しましょうか?」
達也「そうだね、コーヒーを頼む」
燐音「私も、同じのをお願いするわ」
深雪「かしこまりました」
ホーム・オートメーション・ロボット(HAR/ハル)が普及している今では、家事のほとんどをHARがやってくれるため、自分の手で家事を、ましてやコーヒーを入れる程度のことは少なくなっている。
それでも深雪は、自分の手でやってくれる。
なんだかんだ言って、私たちも深雪の入れてくれるコーヒーが一番好きなのだ。
深雪「お姉様、お兄様、どうぞ」
燐音「ありがとう。……フフッ、美味しいわ」
達也「うん、美味い」
私たちがそう言うと、深雪は笑顔になり、自分のカップに口をつけた。
・・・・・・いつも通り、きょうだい三人の夜が更けていった。
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神楽(プロフ) - 零月さん» 読んでくれたんですね!すごい嬉しいです!ありがとうございます!そして、頑張ります! (2018年9月2日 0時) (レス) id: 32ef8d3bc4 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - 読みました!めっちゃ面白いですね!達也さんのお姉さんかぁ…そんな発想は私にはなかったので読むのがめちゃくちゃ楽しいです!続き、待ってます!これからも応援させてもらいます! (2018年9月1日 23時) (レス) id: 86a7555269 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るぅびっくきゅぅぶ | 作成日時:2018年5月6日 17時