22話 ページ25
翌日、昼休み。
服部「今年もついにこの時期が来たよな……」
あずさ「そうだね〜」
五十里「そんなに酷いのかい?」
燐音「酷いってもんじゃないわ、最悪よ。この期間はデモンストレーションのためにCADの使用許可が出るから学内は無法地帯化。」
燐音「殴り合いや魔法の撃ち合いも出てきたりして、止めるこっちの身にもなってほしいわ」
場所は食堂。いつものメンバー(燐音、あずさ、服部、五十里、花音、沢木)で昼食を食べながら、今日から始まる新入生勧誘活動期間について
花音「でも、中条さんや燐音も巡回するんでしょ?」
あずさ「うん。燐音ちゃんと一緒にね」
燐音「ね」
あずさ「うん!」
沢木「去年からずっと気になっていたんだけど、なぜ一緒なんだい?中条さんの魔法があれば大丈夫だと思うが……」
あずさ「私の『梓弓』は確かに有効だけど、そのあとの処理がどうしても私だけじゃ出来ないから……」
燐音「私は、
沢木「なるほど」
燐音「まぁ、お互い頑張りましょう?」
沢木「あぁ、そうだね」
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放課後、巡回中。あずさ「……相変わらず、すごい熱気だね……」
燐音「本当ね。去年は大変だったわ」
あずさ「燐音ちゃんは入試成績の上位者だもんね」
燐音「あずさもじゃない」
あずさ/燐音「フフッ」
お互い笑いあった後、燐音が端末を見る。
燐音「そろそろ終わる時間だし、戻りましょうか」
あずさ「もうそんな時間かぁー。今日、私たちのところは大丈夫だったね」
燐音「いつもこうだといいんだけどね」
他愛もない話をしながら部活連本部へと引き返す燐音とあずさ。
二人の知らなしところで、乱闘が起きていたというのは後日知ったこと。
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神楽(プロフ) - 零月さん» 読んでくれたんですね!すごい嬉しいです!ありがとうございます!そして、頑張ります! (2018年9月2日 0時) (レス) id: 32ef8d3bc4 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - 読みました!めっちゃ面白いですね!達也さんのお姉さんかぁ…そんな発想は私にはなかったので読むのがめちゃくちゃ楽しいです!続き、待ってます!これからも応援させてもらいます! (2018年9月1日 23時) (レス) id: 86a7555269 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るぅびっくきゅぅぶ | 作成日時:2018年5月6日 17時