11話 ページ13
いつも通りの駅で降り、いつも通り学校までの一本道を歩く。
いつも通りじゃないのは、弟と妹と一緒に登校していること。
弟たちの友達がいること。
エリカ「達也くん。そっちの人は？」
達也「俺たちの姉だ。二年生なんだ」
燐音「達也と深雪の姉の司波燐音です。よろしくね」
エリカ「はいはーい！千葉エリカです！よろしくお願いしまーす！」
美月「柴田美月です。よろしくお願いします」
レオ「西城レオンハルトっす！レオって呼んでください！」
燐音「エリカちゃんに美月ちゃんにレオくんね、よろしく」
達也と深雪は自分の姉と自身の友人が仲良くなったことに嬉しく思った。
達也「姉さんは部活連の副会頭なんだ」
深雪「それに、昨日の森崎くんが発動しようとした魔法を阻止したのもお姉様なのよ」
三人「……」
美月「……司波先輩って、すごい方なんですか？」
燐音「燐音」
美月「えっ？」
燐音「燐音って呼んでちょうだい？」
美月「燐音先輩……ですか？」
燐音「えぇ。合格ね」
そのまま和気あいあいと話が進んでいく。
すると後ろから、
真由美「燐音ちゃ〜ん、達也く〜ん」
燐音(嫌な予感がするわ)
美月「燐音先輩は分かるのですが、達也さん……会長さんとお知り合いだったんですか？」
達也「一昨日の入学式の日が初対面……の、はず」
レオ「そうは見えねえけどなぁ」
エリカ「わざわざ走ってくるくらいだもんね」
達也が言うには一昨日が初対面らしいが、レオやエリカが言うように、とても知り合ったばかりの態度には見えない。
達也「……深雪の勧誘に来ているんじゃないか？」
深雪「……お姉様とお兄様の名前を読んでいらっしゃいますけど」
燐音「……嫌な予感しかしないから私は先に行ってるわね」
達也「だめだ。姉さんも道連れだ」
エリカ「道連れって……」
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神楽(プロフ) - 零月さん» 読んでくれたんですね！すごい嬉しいです！ありがとうございます！そして、頑張ります！ (2018年9月2日 0時) (
レス) id: 32ef8d3bc4 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - 読みました！めっちゃ面白いですね！達也さんのお姉さんかぁ…そんな発想は私にはなかったので読むのがめちゃくちゃ楽しいです！続き、待ってます！これからも応援させてもらいます！ (2018年9月1日 23時) (レス) id: 86a7555269 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅびっくきゅぅぶ | 作成日時：2018年5月6日 17時
