メカクシ団No.10はアヤノの兄 2【男主】

第七十四話 ページ43

・・・・・ねむ、夜中にあいつが来たからあんまよく寝た感じがしない。

だが起きないとな・・・・ キドが今回は任務あるって言うし、顔洗って、用意しないと

気だるい身体を起こし、部屋を出て、リビングへと向かった。
リビングには幸助一人しか居なかった。珍しいな



あ「・・・・・・ふぁ、おはよ」

セト「あ、おはようっす！早起きっすねー」

あ「・・・・・あれ？そんな早い時間なのか？ほんとだ、５時半か・・・ まぁいいか、準備しとこ・・・」

セト「あぁ、今日は任務あるって言ってたっすね、俺も今日はバイト休みなんで行くっすよ」

あ「お、本当か？それは心強いな」

とりあえず顔を洗いに行こうかと思ったとき、

セト「あれ？文人その首のどうしたんすか？」

あ「へ？首、の・・・・・？」

洗面所に行って見てみると、首筋に小さな赤い点が付いていた。まるで、蚊に刺されたみたいに。

でもこれは蚊の仕業じゃない、痒くないし、だったら何か？ーーー簡単だ

・・・・・・クロハめ、あいつキスマーク付けやがったな

あ「あ、あぁ、ただの蚊の仕業だよ、嫌になるな最近多いから」

セト「あ、蚊の仕業なんすね、刺されると痒いっすから嫌っすよねー」

なんとか誤魔化したが嘘ついたことの罪悪感がちくり、と胸を痛める。

カノが能力を使ってるときって、こんな気持ちなのかな

セト「いやぁ、にしても文人肌白いから、目立つっすね、それ」

あ「幸、助？」

キスマークのとこに幸助の手が触れてきた。少しびくり、となってしまう。

そして首筋に顔を近付けて、






セト「ーーーーーーあんま隙見せちゃ喰われるっすよ」









あぁ、嘘ついたのバレてた。

またまた頂いた女神様達の絵→←頂きました女神様たちからの絵です

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ラッキーカラー

あずきいろ

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