学校へ行こう【刀剣乱舞】

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【A】



「ねぇ、Aさん」



トイレから出てくると知らない人に話しかけられた。


振り向くとそこには3人の女子がいた。


誰だろうこの人たち。


学年は一緒みたいだけど。



A「ん、なんですか？」



何か落としたわけでもなさそうだしどうしたんだろう。


それに若干不機嫌そうだな、この人たち。



「Aさんって加州くんや大和守くんの他にも男子生徒と仲良いよね？」



「しかも何故か皆アンタにべったりだし...」



「なに？Aさんって身体売ってるひと？」



鼻で笑いながら言われたんですけど。


男子生徒って刀剣男士のことか？


べったりというよりありゃ忠誠心だな。



A「んー、身体というよりは霊力売ってるよね。私も大変だよなあ」



審神者JKとか本当に忙しいんだからな。


お前達は私の苦労も知らないだろ？


審神者舐めんな。



「なに訳の分からないこと言ってんの」



「前から思ってたけどAさんってさ、女友達いないよね。いーーーーっつも男と一緒」



「女友達いないのに男友達いるとかキモイんだけどw」



めっちゃディスって来るやん。


そんなこと言わんといて〜


皆で仲良くしようや〜


って言ったら殺されるかな。


もお返答に困ること言うなよー。


しばらく黙っていると更に女達は言ってくる。


この審神者に挑むのかね、君たち。


私に口喧嘩で勝とうというのなら出直してこい。



「ちょっと、何か言えば？そうやって黙っていい子ちゃんぶるのやめてくれない？」



言っていいのかな。


んじゃ言わせてもらおう。



A「長谷部、鶴丸、伽羅ちゃん、盗み聞きは良くないぜ」



「「えっ？！！！！」」



女子達は振り返った。


そこには長谷部、鶴丸、伽羅ちゃんがいる。



鶴丸「いやぁ、すまなかったな。君に用があって来たんだがなかなか入り込めずにいて...ｗｗｗ」



長谷部「お前達はあr...Aさんのご友人か何かですか？」



「えっ...あ、いや...その...」



うわぉ...怒ってんなぁ…ｗｗｗ


背後には伽羅ちゃんが立っていてくれる。


伽羅ちゃん、戦闘態勢に入るでない。


相手は小娘だ。



A「3人ともそこまで。この人たちは私の学校生活を案じてくれただけだから。ほら、授業始まるから戻りな」



そう言うと３人は警戒心を解いた。


私が目で帰れと言うと背を向けて歩く。



長谷部「ではまた後ほど」



鶴丸「じゃ、また後でな」



伽羅「.........」

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