学校へ行こう【刀剣乱舞】

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【A】




長谷部「主！！学校遅刻しますよ！！早く起きて下さい！！」



A「.........主命だ、起こすな」



長谷部「なっ！！ここで主命を使うなんて...！くそっ、今起こさねば主は遅刻扱いになってしまう...！それだけは避けなければ主の皆勤賞が途絶えて...ああしかし主命から背くなんて俺には────」



A「ごめんって起きるよ」



私は布団から出た。


この手使えるけど長谷部が病んじゃうな。


長谷部は手際よく布団を畳んでくれる。



長谷部「おはようございます主。着替えを用意しておきましたので早速ご支度なさって下さい。俺は朝食の準備を手伝って来ます」



A「うん、ありがとう」



学校生活からはや二週間。


そろそろ学校辞めても良くねーかなんて思う。


着替えた私は廊下に出た。


朝日が眩しいぜ。



太郎「...おや、おはようございます主」



A「あ、太郎さんおはようございます」



朝からなんて気品のある刀何でしょう。


私は太郎さんに抱きついた。


あぁ...寝れるこれ。



太郎「...主、起きて下さい」



A「太郎さんってめっちゃフィットするんだよなぁ...」



太郎「......はぁ、このまま広間までお運びしますか？」



A「お願いします」



朝から太郎さんに担いで貰えるとは嬉しいね。


いい感じに揺りかごになってらぁ。


しばらく仮眠してると馬鹿でかい声が睡眠を妨げる。



次郎「ねぇ兄貴ー！！このネクタイうまくできなぁい！！あれ、アンタ何してんの？」



A「...太郎さん渡さぬ」



次郎「だーめ！！アタシが遅刻しちゃうでしょー！ほら退いた退いた」



A「あうっ！」



いとも簡単に太郎さんから下ろされ床に置かれる。


ううっ...廊下が冷たいわ。



骨喰「......いた」



鯰尾「あ、ほんとだ。主っ、ご飯ですよ！」




骨喰と鯰尾に襟を掴まれ長い廊下を引きずられる。


なんだこのぞんざいな扱い。


太郎さん見習え貴様ら。

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