女房は世界一怖い。でも好き

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銀さんside






想像して。



朝目が覚めました。


目の前にはI LOVE YOUの人がいます。



しかもその人は寝てますと。




となると選択肢はこうだ。





1.眺めて癒される。



2.そのまま二度寝する。



3.悪戯する。





この中でまず2はないよな。



目の前に好物があったらスルーする奴なんていねぇだろ。



神様でもしねぇわ。




となると1か3。




本来、オスという生き物は常に下心というものがある。




ここで悪戯を選ばなくてどうする。



悪戯といえばやるべき事は一つだ。



では悪戯に────────



と、俺にそんな選択肢はない。




だって俺のI LOVE YOUの人は強い。



とにかく強い。



銀河一強いと思う。



そんなメスにオスが悪戯してごらん。



倍返しどころの話では済まされない。




死活問題になりかねないのです。





よってひ弱な俺は眺めて癒されるしか選択肢が無いのだ。








銀「..............................たまんねぇな」








眺めるだけで癒してくれる人なんてそうそういねぇぞおい。






朝から銀さんは大満足です。

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