女房は世界一怖い。でも好き

DV ページ12

Aside







銀「知ってる？DVの人って暴力が終わると優しくなるんだって」




貴「は？私のこと？」




銀「.....................いいえ」





冷静になってみたら今日は前もって神楽ちゃん出掛けるって言ってた。



私が一応デートするわけだから邪魔しちゃ悪いって気を遣ってくれたの。



ほんといい子やなぁ…///





貴「銀さん、おでこにたんこぶできてる。どうしたの？」




銀「え、Aが.........」





貴「どうしたの？」




銀「いやAが...」





貴「どうしたの？」




銀「............コケてぶつけた」




貴「もー、銀さんはドジだなぁ」







銀さんは唇を噛み締めて何かに耐えている。




ふははははは



滑稽だなぁ。





貴「今日はもう寝よっかー」





私は布団を敷いた。


お風呂も夕飯も済ませたから後は寝るだけ。



今日は神楽ちゃん不足だったなぁ......






貴「..................なにｗ」




銀「別に」





銀さんも布団に潜り込んできた。




そして後ろから抱きしめられる。





貴「甘えん坊ですね、銀時さん」




銀「ドライですね、Aさん」






さぁどうかな



私は銀さんの方に向き直った。





そして銀さんの胸に抱きつく。









貴「..................」






銀「........................ばぁか…///」

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