注意報16 ページ17
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放課後、部活に来た私に菅原さんと旭さんが声をかけてきた。
「おっ、Aがツインテールしてる！似合ってるべ。」
「確かに。これだけでも雰囲気変わるんだなぁ。」
『いやぁ、その……これは、別に好きでしたんじゃ無くてですね。』
「我が部の天使っ……！」
「やったな、龍……！」
「あぁ、これでまた烏野は成長した！」
そう、元凶はコイツらなんです。
それを私の友達に聞かれたから悪かったんです。
無理やりツインテールにさせられただけなんです。
『私は……したくなかったんです。私が結んだ訳でも無いんです。信じてください。』
「し、信じる信じる……でも、似合ってるし、良いんじゃないかな。」
「それに、嫌だったら取ればいいんじゃね？」
『取ろうとしましたよ、私も！でも、取らせてくれないんですよ！！』
「ツインテールは男子の憧れだ！」
「ノヤっさんの言う通りだぞ、A！！」
あー、うるせぇ……。
ただでさえうるさいのに、今日はまた一段とうるさい。
「お疲れ様でーす。」
「…………お疲れ様です。」
そんな馬鹿でかい龍とノヤの声が響く体育館に、
可愛げのある高めの声と、落ち着きのある気だるげな声が聞こえた。
「あれ、先輩！ツインテールにしたんですね。似合ってますよ。」
『山口、ありがとう。』
あぁ、めっちゃ可愛いなぁ山口。
先輩これは素直に嬉しいや。ツインテールにして良かったかもしれない。
なんて、有頂天だったのは束の間。
「小さいのが更に幼く見えますね。」
「えっ、つ、ツッキー！？」
『……悪かったね、童顔で。』
コイツは何を言っても最底辺まで落としてくるのだ。
そう、確かに月島の言うことは正しいと思う。
でもね、月島くん。もう少しオブラートに包んで言うことは出来ないのかしら。
「ほんとだ。雰囲気の違いはそれかぁ！確かに何時もより幼く見える。」
『菅原さん、それ褒めてます？貶してます？』
「うちのAは可愛いんですよ！！！」
『いや、龍のでは無い。』
「……馬鹿らし。」
『聞こえてますけど、月島くん。』
私は決めた。
ツインテールなんて、もう一生しない。
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流南涙(プロフ) - せなさん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！！ (2018年10月20日 21時) (
レス) id: 922addf14e (このIDを非表示/違反報告)
せな - 続編おめでとうございます!!!面白いです!!! (2018年10月20日 12時) (レス) id: d379028483 (このIDを非表示/違反報告)
流南涙(プロフ) - 誉loveさん» わざわざコメントありがとうございます！ツッキーイケメンですよね笑続きが早く更新出来るよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2018年10月14日 8時) (レス) id: 922addf14e (このIDを非表示/違反報告)
流南涙(プロフ) - 俺の愛は前野さんのためにあるさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいかぎりです！更新頑張りますので、是非ともよろしくお願いします！ (2018年10月14日 8時) (レス) id: 922addf14e (このIDを非表示/違反報告)
誉love(プロフ) - 流南涙さん» ツッキー好きなので続き気になります!!ツッキーイケメン (2018年10月13日 22時) (レス) id: dc35ad2dcd (このIDを非表示/違反報告)
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