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探偵社では・・・ ページ20
〜Aが調査に行った次の日〜
「おはようご・・・Aはまだきてないのかい?」
朝、就業時間ぎりぎりに与謝野さんがきた。
そう、あの仕事に対して馬鹿真面目なAがきてないんだ。
やっぱり。
僕の読みが当たった。
Aがお姉さんを殺したという犯人のもとへ行ったから。
僕のせいだ。
僕がAが行くのを、強く止めなかったから。
「乱歩さん、Aがあの後どうなったか分かるかい?」
「仕方ないなぁ。」
僕は推理する”ふり”をする。
それでAのためになるなら。
「Aは・・・
恐らく犯人と戦って・・・死んだ。」
「それは・・・本当かい?
なんで・・・!死んだ・・・?」
ごめんね。与謝野さん。
これがAに僕がしてあげられる唯一のことなんだ。
A!生きて!
ごめんね。
次に会えた時は僕達はもう・・・。
ごめんね。頑張って。
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作者名:黒洞揚羽 x他1人 | 作成日時:2019年3月25日 23時