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発想 ページ12
「そんなにお姉さんを殺した犯人が気になるなら乱歩さんに犯人を見つけて貰えばいいんじゃないか？」
「そうして法に裁けば・・・」
『そんなことで姉は浮かばれますか？』
びっけりするけど、可能性のある話かもしれない。
「それはA次第だよ。」
明確な返事ではない。でも・・・
『それが姉のためになるかもしれないなら･･･』
『やります。』
私の返事を聞いた晶子さんは1度、しっかりとまぶた閉じ、開いてから、言ってくれた。
「そうかい。それでいいんだよ。」
「一応仕事なんだから、社長の許可を貰わないとね。」
と、いって歩きだした。
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作者名：黒洞揚羽 x他1人 | 作成日時：2019年3月25日 23時
