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仕事の時 ページ11
『はあ、ムカつく。』
報告書を書いている間も怒りが鎮まりはしなかった。
「A、どうしたんだい?」
晶子さんが私に質問をしてくれた。
話すしかないか。
『今回の仕事で捕まえたやつの言ってることが腑に落ちなくて・・・』
『金が欲しいから殺したとか言っていて・・・
そんな理由で人を殺める人は許せない。
誰にだって悲しむ人がいる・・・』
「そうだね。そいつの考えが間違ってる。
私もそいつ、ぶん殴りたいよ。」
慰めてくれた・・・のかな?
そしてこれが、晶子さんの座右の銘が
「命を大切にしないやつはぶっ殺してやる!」
になった瞬間らしい。
『でも・・・許せないです!』
「そうか・・・Aはお姉さんを殺されたんだっけ?」
『はい…1年ほど前に。』
「でも、妾と初めての会った時からAは強い意志を持っていたよ。」
「だから、妾はAの優しさと異能がいいと思って、推薦したんだよ。」
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作者名:黒洞揚羽 x他1人 | 作成日時:2019年3月25日 23時